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智side
翔｢ 麻酔するから、ちょっと我慢な。｣
何度か治療の経験がある 和は、麻酔なんか慣れたもんだ。
けどソコは、炎症起こしてるから、痛いんじゃないか？
和｢…んっ…たぁい…｣
今まで普通の治療で麻酔が痛かったことなんてなかったから、ビックリしちゃったみたいね。
でも、最初に言えば、イヤダって言うかもしれない。
言うべきだったかは判断が難しい。
智｢ 大丈夫だよ〜手は さと と繋いでようか〜｣
和｢ ん〜…や｣
翔｢ もう終わるから、な？。ほら、終わり｣
顔を少し赤くして、涙を浮かべて、痛かったって、拗ねている。
翔 のことは、相変わらず見れなくて、俺に訴えてくる。
翔｢ わかってるだろうけど、削ってくからね。手、動かさないよ｣
和｢ …な、んで？｣
翔｢ なんでって…。危ないからね｣
和｢ …いたく、なるって、こと？｣
翔｢ 痛くなったら、の話し。痛みの感じ方は人それぞれだから｣
翔 の曖昧な感じに、不安そうな顔になった。
和 は痛がりだから、きっと痛くなってしまうと思う。
タービンの音が響くと、体に力が入ったのがわかる。
智｢ 力抜いて〜｣
和｢…ん｣
ぽっかりと穴があいた虫歯。
和 が自分から言い出せないのは、小さい頃から。
それが分かっていながら放置させて…と、反省してしまう。
翔 はいつも、お前が反省する事じゃない、って言うけど、和 は自分なりに、何らかのサインを出してきている気がするんだ。
和｢…ん、ん｣
智｢ ちょっと沁みるかな、もう少し頑張ってみようね〜｣
やっぱり早いな。
和 は痛みに敏感だ。
ミラーに写された患部を見る限り、まだ終わらないぞ。頑張ってくれよ。
和｢ んん、…んったぁ｣
智｢ ちょっと痛いところあるね〜…｣
タービンが痛いところに触れる度に、少し大きめの声が上がる。
我慢してもらうしかないからな。
麻酔は、炎症で効きづらいし。
和｢ いたぁい、んっ、やぁ｣
智｢ もうちょっとかな〜綺麗になってきてるよ〜｣
和｢…と、めてっ…。…いたぁい…｣
翔｢ もうすぐだから。最後までやっちゃった方が楽だよ｣
泣きそうになりながら、止めてってお願いするけど、あっさりと交わされて、耐えるしかなくなった。
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ふー - わかりました！楽しみはまたの機会に取っておきます！これからも楽しみにしています頑張ってください！！ (2016年2月12日 9時) (
レス) id: a6f5ad73a6 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - ふーさん» ごめんなさい（汗）もう実は書き上げてしまってて…。期待に応えられず申し訳ないです。 (2016年2月12日 1時) (レス) id: 39c5a7fbc7 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - お話盛り上がってきましたね。今は少し休憩中の和くんですが、治療再開前にもう一度逃走なんてしてくれたら最高です。いつもワガママ言ってすみません。これからも応援しています！ (2016年2月1日 23時) (レス) id: a6f5ad73a6 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - しちゃってください（笑） 年齢は小学4年生くらいでお願いします！ (2016年1月10日 20時) (レス) id: a6f5ad73a6 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - ふーさん» いつもいつも ありがとうございます ! わかりました、書かせていただきます。厳しめですね、少し意地悪しちゃいましょう(笑) 書かせていただきますね。年齢はどうしましょうか？ (2016年1月10日 14時) (レス) id: 39c5a7fbc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫乃 | 作成日時：2015年12月17日 18時
