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『おはよ』
「なあ！！！！！！」
清々しい朝にとんでもなくうるさい重岡
今日は怒っているようだ。
「なんで電話無視したん！？」
『あ。忘れてた...』
ごめんね？と言っても中々許してくれない
「じゃあ。今度俺とデートしようや。」
『え？デート？』
したことのないデートに
すこし心が踊った
好奇心だった。
「遊園地行こうや！今週の日曜な！絶対や！」
『いいね、楽しみ！』
「昨日の罰ゲームとしてお昼ご飯は
Aのおごりやから！！」
『え！？』
こんな楽しい朝があっていいのか
っていうくらい重岡との通学路は楽しい
教室に入り、担任が来て
授業も始まった
今日は珍しくない社会
つまらないな。と空を見る
よし、板書しよう
と思い体を黒板に向けると
カサッと手に何かが触れた
紙切れだ
４つに綺麗に折りたたまれていて
中を見ると
"今日のお昼、一緒に食べへん？
社会科準備室で待ってます。"
一番下の
濱田先生より という一文に
私は舞い上がった
4時間目が終わって急いで社会科準備室へ向かう
前髪を手ぐしで直して
『失礼します。』
はーい。と呑気な声が中から聞こえたのを確認して
「お、こんにちは。」
大好きな笑顔が待っていた。
『どうしたんですか？お昼に
また進路の話ですか？』
また、というのは失礼だったかなと
後々後悔する。
「いや
単純にAとお話ししたかっただけ」
心臓が破裂しそうなくらい
嬉しかった
その日のお昼は
濱田先生のことをたくさん知れた
家族のこと、友達のこと、子どものころの先生の話
「こんな話したのAだけやで？」
だけ、 という言葉に単純な私は踊らされる
それと同時にお昼休みが終わるチャイムが鳴る
お弁当を片付けているとき
「あ、さっきまでの話
ぜーんぶ、お前と先生だけのヒミツな？」
またくれた先生のヒミツ。
勘違いしてしまいそうになるんだ。
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そら(プロフ) - 初めまして。最後まで一気に読ませていただきました。最初はドキドキしっぱなしで、いつか身を結ぶのかなって思っていたら、いい意味で期待を破られました！卒業式の日の海での会話から涙が止まらなかったです、とても感動しました！これからも頑張ってください！ (2020年8月14日 3時) (
レス) id: e28544dfc9 (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン(プロフ) - 初めまして。20話目ぐらいから大体予想が着いたのですが、切なくてそれからずっと号泣でした。最後の10話くらいから涙が止まらず、凄く感動しました。こんな泣ける小説読んだのは初めてかもしれません。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2019年2月26日 0時) (レス) id: 39265f0c80 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - みゆきさん» 完結までお付き合いくださいましてありがとうございます！具体的な感想ありがとうございます（ ; ; ） (2018年5月10日 19時) (レス) id: 26039588f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 沙耶さん» ありがとうございます！ (2018年5月10日 19時) (レス) id: 26039588f2 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 完結お疲れ様です！最後�霤沈萓犬�捕まる前あたりからずっと号泣でした！ (2018年4月29日 23時) (レス) id: f948add40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2018年3月20日 21時
