その66 ページ16
「今回のドラマはこの小説の実写版として……」
数日前に事務所から、私が今度のドラマに出演することが決まったと連絡が来た。
しかも今回は私が主演ときた。
今日はその打ち合わせのため、学校を休んで仕事の方を優先したのだ。
「とりあえず、これが台本になります。帰ったらしっかりチェックをお願いします。」
そう言って渡されたのは分厚い台本。
分かってはいたけど、いつ見てもドラマの台本は分厚いものばかりだ。
「撮影日程は1か月前程にお伝えしていきます。それから……」
ま、今回は付き添いとして菫さんも一緒に話を聞いてくれてるから多少ぼーっとしててもいいか。
***
「ごめんなさいね。こんな時間まで打ち合わせをしちゃって。これ、衣装だから一度帰ったら着てみてね。」
A「ありがとうございます。失礼します。」
結局、私が打ち合わせから解放されたのは夜の7時頃だった。
224人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たお(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2019年9月20日 17時) (レス) id: 53376b9c98 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年9月20日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たお | 作成日時:2019年9月11日 22時