【A3!】完璧ドール (ページ15)

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その15 ページ15

A｢宿題終わったんで手伝います。｣

臣｢助かるよ。じゃあそっち頼むな。｣

A｢はい。｣

一成｢おみみ、俺も手伝うよん☆｣

太一｢俺っちも～！｣

此処の朝食や夕食は当番制なのだろうか。

まぁこうやって手伝ってくれる人が居るならわざわざ私が此処にやって来なくてもいい気はしたけど。

今夜はシチューか。鍋の方任されたし、少しくらい味見しても平気だよね。

A｢ん……美味しい。｣

臣さんとか綴さんって普通に料理上手だけど、趣味なのかな。

女子力というか何というか。

料理男子はさぞモテるだろうに。

A｢こっち出来ましたよ。｣

臣｢じゃあ皿に盛り付けて持って行ってくれ。｣

A｢分かりました。｣

また明日から学校か……何かそう考えると憂鬱になって仕方ない。

臣｢A、ありがとな。｣

A｢これぐらいしか出来ることが無いんで。｣

準備も終わったので、席に着いて手を合わせたら、各々が食べ始めた。

お腹空いたし、私も食べよう。

***

誉｢見た目の割にはよく食べるのだね。｣

A｢そうですか？｣

密｢……万里達と同じくらい食べてる。｣

至｢それでこのスタイルはほんと女神。｣

私も一応食べ盛りだし、運動してるし。

それにこんなに美味しかったら沢山食べちゃうでしょ。

A｢ご馳走様でした。｣

天馬｢あの量がその腹の中に収まんのか……？｣

A｢収まりましたけど。｣