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#.41 ページ3
A｢んー、奈良で襲撃ねぇ……。｣
あれから数時間後、奈良で襲撃があったとの事で急遽集まることになった。
円堂｢豪炎寺！｣
豪炎寺｢……あぁ、遅れてすまない。｣
私はこの時、少し嫌な予感がした。
きっと、姉さんも豪炎寺くんに対して何か引っかかることがあるんだと思う。
姉さんは、少しの間彼をじっと見つめていた。
A｢少し調べる必要があるか……。｣
確か彼には兄弟がいたはず……妹さんだったかな？
瞳子｢何をしているの。早く行くわよ。｣
A｢あ、今行きます。｣
そんな事を考えている内に他の人達はエレベーターへと乗り込んでいた。
***
着いた先には、青と黄色で彩られたキャラバンがあった。
ここで私は、密かに調べていたもう1つの事を思い出し、雷門の監督であった響木さんにある事を聞いた。
A｢あの……響木さん。｣
響木｢なんだ。｣
意を決して声をかけたが、本当にこれを聞いても良いのかと、今更ながら手が震えてきた。
A｢あの……影山零治をご存知ですか。｣
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作者名：たお | 作成日時：2019年6月29日 21時
