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その及川の一言に私の心臓は激しく脈打ち始めた。
先程チャラ男を相手にした時に考えていたからだろうか。
及川の行動、言動、視線さえも全てが愛しく思える。
だめだ
絶対に口に出しちゃダメ
私に勝算なんてない
ただ傷ついて終わるだけ。
なのに、言わずにはいられなかった
『…好き』
私がそう呟いた瞬間、及川が私の肩から頭を離した。
今までにないほど驚いた顔をしている。
私は我に返って口を手で覆った。
みるみる熱くなる顔。
じんわりと涙が滲むほどに熱を持っていた。
『ご、ごめ』
私は恥ずかしさに耐えられなくて、思わず走り出した。
｢ちょっとA！｣
後ろから及川が私を呼ぶ声が聞こえる。
その声でさえも私は恥ずかしかった。
『(言っちゃった言っちゃった…！)』
言うつもりじゃなかったのに
どうしても溢れ出てしまった
ただの選手とマネージャー
しかも相手には好きな人がいて
それを私は応援しなければいけない立場なのに
私は家に着くなりベッドに潜り込む。
何も考えられないくらい顔が熱い。
きっと迷惑だって思われた
もう、元には戻れない
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げのげ(プロフ) - ハルスケさん» ありがとうございます！とても励みになります🥹 (1月29日 17時) (
レス) id: f5508f1222 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 初コメです！ランキング1位に乗っていて、すぐに拝見させていただきました！めちゃくちゃ面白いです！かっちゃんも好きなのですが、及川も大好きなのでとても嬉しいです！更新頑張ってくださーい！ (1月29日 13時) (レス) id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げのげ | 作成日時：2024年1月28日 14時
