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私が告白されたのは1年生も終盤に近づいた1月の事だった。
年が明けたばかりで、私はクラスのみんなと初詣に訪れていた。
男子は袴、女子は着物を着てお参りをして、わいわいと楽しんでいたのだが途中で爆豪くんに呼び出され、唐突に｢好きだ｣と伝えられたのだ。
爆豪くんは気難しいイメージで、あまり関わりたくないタイプの人だった。
もちろん答えはNo。
私には無理だ。
私は断り、少し気まずい空気のままみんなと合流した。
そして最後におみくじを引こうという話になり、皆それぞれ1枚ずつ引く。
麗｢うわぁ小吉だー！微妙やー！Aちゃんはどうやった！？｣
お茶子ちゃんに聞かれ、私はおみくじを開く。
『あ、大吉だ』
そこにはでかでかと大きな字で大吉と書かれており、その隣に｢今年はいいことが沢山起こる！｣と綴られていた。
麗｢すご！大吉かぁ！！もしかしたらインターンとかで活躍できるんかも！頑張ろー！｣
『うん！頑張ろう！今年もよろしくね！』
私はお茶子ちゃんと今年分の気合いを入れておみくじをしまおうとした。
すると、ふと私の目には｢恋愛｣の運勢の部分が映りこんだ。
爆豪くんのこともあり、少し気になって見てみるとこう書かれていた。
"運命の人が現れる。身近な人を意識すべし。ドキドキさせられるかも。大事なことは素直になること。"
運命の人…身近な人…
私の頭には爆豪くんの顔が浮かんだ。
『まさか、爆豪くんのこと…？』
麗｢ん？なんか言った？｣
そんなことを考えていたが、お茶子ちゃんの声で我に返った。
『…ううん！なんでもないよ！』
まさか、そんなわけないよね。
だってあの爆豪くんだよ？
私の苦手なタイプだし。
ありえないありえない。
私はおみくじを木にくくり、みんなで寮に帰った。
それからは告白の件とおみくじのことがあり、爆豪くんを意識するようになった。
そしていつの間にか、彼に好意を抱くようになったのだ。
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げのげ(プロフ) - Aaaさん» なんてありがたいお言葉…！ありがとうございます！！頑張ります！！ (2021年10月1日 15時) (
レス) id: fe55be89e6 (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - わあああ大好きですっっっ！！！！！素敵なものを見つけてしまいました…！！！これからも更新頑張って下さい…！！ (2021年10月1日 12時) (レス) @page8 id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げのけ | 作成日時：2021年9月30日 20時
