105 サグワside ページ40
.
正直びびった。
男としてもっとがっついてもいいって、ずっと言ってたあのジンくんに心配されるなんてこれっぽっちも思ってなかったからさ。
ジンくんがAのことずっと世話してきたのは知ってるけど、なんつーか、あんなの初めてだ。
言い方は優しかったけど
目が怖かったんだ。
俺は笑って誤魔化すしかできなかった。
.
Aの部屋のドアに立ち尽くす。
もちろん、好きな女と寝るんだから…何も思わないわけがない。
あとは…あのときのジンくんの目が頭から離れない。
.
サ「…ふぅ…」
.
サ「失礼しまーす!」
「わっ、急に入ってこないでよ…びっくりしたー…」
サ「そんなそわそわしてなんかやましいことでもあんのー?笑」
「…っそんなんじゃありません!」
Aはいつも通り接してくれる。
すっげえ助かる…。
「早く入って、動画少し回して…寝よ?」
サ「…ありがと」
男がお礼を言うなんて…ダセーよなあ…。
「それでは、本当に2人で寝ます…。何も変なことは絶対しないので!…おやすみなさーい」
サ「おやすみなさーい」
寝っ転がった。
「よし、止めるよ?」
サ「早く止めてー(笑)」
正直、カメラさえ止めてくれれば俺は色々し放題なんだよなー…。
せっかくのチャンス…でも今日は…
サ「おやすみ…」
「…うん、おやすみ」
ジンくんの忠告さえ受けなかったらこんなモヤモヤしねーのに…。
.
.
…あーー!だめだ!
眠れねえ、、。
そしたら急に、
「ねえ、サグワ」
Aが喋り出すからびっくりした。
サ「ん?」
「サグワは…私のどこが好きなの…?」
サ「え?!」
なんで、そんな質問…するんだ?
.
508人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あつみつ(プロフ) - ふうたむさん» ジンくんやばいですよね〜〜( ; ; )笑 (2017年8月21日 11時) (レス) id: fc293e687d (このIDを非表示/違反報告)
ふうたむ - うわぁぁじんくん大好きですっwww (2017年8月20日 18時) (レス) id: 5c01fa4a84 (このIDを非表示/違反報告)
あつみつ(プロフ) - ayaka0508mさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!(´-`) (2017年8月5日 18時) (レス) id: fc293e687d (このIDを非表示/違反報告)
ayaka0508m(プロフ) - いつもたのしみにしてます! (2017年8月4日 12時) (レス) id: f84115a6ff (このIDを非表示/違反報告)
あつみつ(プロフ) - みかんさん» わー!ありがとうございます( ; ; )作者もっと頑張れそうです! (2017年8月1日 11時) (レス) id: fc293e687d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あつみつ | 作成日時:2017年4月10日 12時