仲間家の恋愛事情。3 (ページ36)

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101 サグワside ページ36

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夜9時。

仲間家はまたいつもと変わらない時間を過ごしてた。

サ「もうそろそろ寝るー？」

マ「は？笑何言ってんの。笑」

相「まだぜんっぜん眠くないわ。笑」

サ「えー…そう？」

相「早くAちゃんと寝たいのは分かるけどさー」

サ「そんなんじゃないって。笑」

ちなみに今Aはお風呂中。

ジ「俺本当天才だと思ったよね」

相「いい加減キューピッドになれると思うよ。笑」

相馬さんは分かってるのか分かってないのかいまいち分かんねえ…。(笑)

サ「まじですごいよ」

ジンくんには本気で感謝。

なんの八百長でもないぜ？

俺とAの2人を指名するってことは、神様も少しは俺のほう向いてくれたって思いたいし。

1番振り向いてほしい人は、Aなんだけど。

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朝Aは、はじめしゃちょーとなんにもしてないって言ってた。

それが自信にも繋がったのはもちろん、

王様ゲームではじめしゃちょーと俺が抱き合うってとき、

誰にも聞こえない声で、

は『正々堂々と勝負しよう』

ってささやいたんだ。

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ガキの頃からずっと見てきた。

Aのことが好きだった。

本気で好きなんだ。

全力でぶつかるほうがかっこいいってやっと思えたんだ。

俺は俺なりの方法で、Aに振り向いてもらう。

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サ「でもさー、天才のキューピッドが目の前でキスするかなー？」

相「あー本当だ。笑」

ジ「トランジスタが指示したんじゃん」

サ「顎のくせに」

相「顎関係ねえよ！」

サ「平然としてたけど結構ダメージくらってるからね。笑」

ジ「最近サグワ俺に安心しすぎてたのがなんかムカついた。笑」

サ「今日から要注意人物だ…」

ジ「あーうん、そのほうがいいわ」

このときの俺はとにかくこのあとのAと寝ることが楽しみすぎて浮かれてた。

俺の悪いとこ、すぐ油断する。

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