仲間家の恋愛事情。3

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あれから日が過ぎるのは早かった。

いよいよ明日、はじめくんがお泊りに来る日。





仲間家内でそわそわしてるのは、私だけ…、なのかな。





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今の時間は夜中の2時。

はじめくんは始発の新幹線でくるらしいから私も早く寝て準備しなきゃいけないんたけど、
眠れない。





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へきトラジンは外ロケ。

あの人たち、深夜によく外出歩こうって思えるよね。笑

まあ、それがへきトラらしい過激な動画が作れるんだろうけど。





マホトさんは、とりあえず忙しそう。笑





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とりあえず、明日について考えられるのは1人のこの瞬間だけ。








本当にどうしよう。

はじめくんが来てくれるって、嬉しいことじゃないの？


もう自分が何したいのかよく分かんない。








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・・・。







面白くもないテレビだけがついてて、

ぼーっとしていた。








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「ん？あんなところにカメラ置いてたっけ」









ふと、気付いたのは、


棚の上に設置してあるカメラ。

隠しカメラのように置いてある。





でもあのカメラは間違いなく私の。





いつ落ちちゃうか分かんないし、しまったほうがいいよね。






私はその棚に手を伸ばした。








「んー、あとちょっとなのに…っ」









こういうとき、身長低い人って不利だなぁって思う。(153センチ)









サ「あれ、Aなにしてんのー」





「サグワっ。起きてたの？」





サ「うん、眠れないんだー」





「サグワもなんだ…っ。笑」





サ「うん。笑 で、どうしたの？」





「あー、この上のカメラ取りたくて…」





サ「あんなところにカメラなんかあったっけ？笑」





「自分でも覚えてないの。笑」





サ「もー 天然やめろって。笑」







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とか言いながらサッと腕を伸ばすサグワ。









こうして見ると、

サグワの腕の筋肉の付き具合がよく分かる。







あれ、サグワってこんな男らしかったっけ。



私の知ってるサグワじゃない。



私、サグワのこと何にも知らないや。








でもなんか、分かんないけど、


サグワがかっこよく見えた。





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