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後ろからサグワが私の腕を掴んだ。



私が驚いて振り向いた瞬間、







サ「行くな」





「・・・。」









真剣な表情で、しっかりと耳に残る声で、

サグワは確かにそう言った。









「サグワ…」









その目は、私の目を捉えては離さない。









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ねえジンくん、

これも、寂しいからなの…?




こんなにも男らしい目をしたサグワが、本当に幼馴染みとして寂しいって気持ちだけでこんなんになっちゃうの…?









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サ「行くなよ…」





「どうして…?」





サ「そんなん…」









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サ「Aのことが好きだからだよ」









「……えっ…?」









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頭の中が真っ白になった。




その中で一瞬にして思い浮かんだひと。



私は、


はじめくんに会いに行かなきゃ。









.









.









.









「サグワ……ごめん!!」









私の腕を握っているサグワの手を振り切って、家を出た。









とにかく、はじめくんに会いたかった。

私のずっと待ってた人は彼なんだってちゃんと実感したかった。









じゃなきゃ、私の中で気持ちが変わっちゃいそうだったから。








.









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強引に家出てきちゃった。






とにかくさっきからそわそわして、小走りで彼のとこへと向かう。









は「A〜!」





「あっ!」








少し離れたところからカフェの前で手を振ってる彼が見える。







もう、みんなにバレちゃうじゃん。笑









「ごめん、待たせちゃって!」





は「ううん、大丈夫。中入ろ〜」





「うんっ」








いつもと変わらないはじめくんに安心した。

私の好きだった笑顔。


ううん、大好きな笑顔。








もしかしたら、このときから私たちの運命は変わっていったのかな?





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作品ジャンル:恋愛
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あつみつ(プロフ) - ふうたむさん» ジンくんやばいですよね〜〜( ; ; )笑 (2017年8月21日 11時) (レス) id: fc293e687d (このIDを非表示/違反報告)
ふうたむ - うわぁぁじんくん大好きですっwww (2017年8月20日 18時) (レス) id: 5c01fa4a84 (このIDを非表示/違反報告)
あつみつ(プロフ) - ayaka0508mさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!(´-`) (2017年8月5日 18時) (レス) id: fc293e687d (このIDを非表示/違反報告)
ayaka0508m(プロフ) - いつもたのしみにしてます! (2017年8月4日 12時) (レス) id: f84115a6ff (このIDを非表示/違反報告)
あつみつ(プロフ) - みかんさん» わー!ありがとうございます( ; ; )作者もっと頑張れそうです! (2017年8月1日 11時) (レス) id: fc293e687d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あつみつ | 作成日時:2017年4月10日 12時

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