【霧野蘭丸】歌姫は鏡音兄弟の三つ子でしたpart２ (ページ44)

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七十四話　結雨side ページ44

本日は蘭ちゃんとA先輩の
"初"デート！！

もちろん後ろから見守って行くで？

待ち合わせの稲妻駅近くで、目だけ出して見てる
他の人から見たら変人やんなw
て言うかストーカーと間違われそう

予想通り、蘭ちゃんは待ち合わせよりめっちゃ早く来た

それから数分だけしたら、手はず通り←
A先輩が来た

よしよし、順調♪

貴女「ら、蘭丸…!!」

霧野「ん、来たか」

貴女「早いね」

霧野「Aもなw」

おぉ、いい感じw

ショッピングモールの方に歩き出した

おお、きたああ！！ナンパやwww

蘭ちゃん、A先輩守ってやれよ！？

「あれ、君小学生？」

結雨「え、中1です」

「へぇ～、君可愛いね。ちょっと付き合ってくれねぇか？」

結雨「無理です…」

ウチが歩き出しても、ついてくる
うん、カッコいいんだけどタイプじゃない

それにウチは今、蘭ちゃんとA先輩を見守らなあかんねん！

目の前に狩屋が見えてきた

あ、男と居たら諦めるんかな

結雨「狩屋ぁ～！ごめん待ったか～？」

さっきの男に背を向け
狩屋が振り向く瞬間に飛び付いた

狩屋「ゴフッ(←」

さっきの男は動揺……みたいな？
ビックリしてた感じ

？「狩屋………ってお前、雷門中サッカー部の狩屋か！？」

狩屋「そ、そうですけど…」

狩屋は………

猫被ってた

？「俺は月山国光の南沢って言うんだ。
サッカー部の事は三国達から聞いてる」

結雨「川村結雨です…」

狩屋「狩屋マサキです」

南沢「で、お前等は何してたんだ？」

狩屋「俺はその辺ブラブラしてただけっスよ」

結雨「ウチはデートを見守ってた」

南沢「俺は川村をナンパしてた」

それ言う意味あんの？
て言うか蘭ちゃんたちの尾k
見守るのに！見失うわ!!

結雨「ああもうあの二人どっか行きそうやからウチもう行k」

"もう行く"と言おうとしたんやけど…
南沢って言う人か、狩屋が手ぇ掴んできた

振り向いたら狩屋が手、握ってた

狩屋「！！……霧野先輩達のデートだろ？面白そうだからついてく」

南沢「本当は、「またナンパされるかもしんねーから、俺もついてく」って思ってんじゃねーのか(笑)？」

狩屋「バッ………そんなわけねーですよ!!!」

顔をめっちゃ赤くさせながら言ってきた

結雨「狩屋、顔めっちゃ赤いで」

狩屋「……」

反抗したいけどほんまのことやし反抗できひんのかw

南沢「俺もついて行くからな」