【霧野蘭丸】歌姫は鏡音兄弟の三つ子でしたpart２ (ページ43)

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七十三話　狩屋side ページ43

さっき結雨とA先輩の家に行ってきた。

霧野先輩とデートするんだってよ

だから服を結雨が選びに行った。俺も助力したけどな

結雨「次は蘭ちゃんの家！」

狩屋「はぁぁ!?なんで！」

結雨「服やとか～、いいスポットを教えたり～、彼女への接し方やとか～
色々教え込むんやでw」

狩屋「ふ～ん…」

結雨「明日はA先輩と蘭ちゃんのデートを見守って。明後日は○○ちゃんと●●をくっつける作戦を実行して……」

狩屋「どんだけあるんだよ！」

結雨「アハハ～」

どれだけ人の恋路を応援したいんだよ

霧野「あ、結雨！と狩屋？」

狩屋「ついでに言いましたか？」

霧野「いや、何で狩屋がいるんだろうなって思っただけだ」

結雨「何か着いてきた」
狩屋「違う！」

霧野「即答…;;」

霧野「結雨、母さんには見つかるなよ？」

結雨「はぁ…」

霧野母「あら、お友だち？いらっしゃい＾＾」

美人な女の人が廊下に立っていた

霧野先輩は結雨を見せまいと、結雨の前に立った

狩屋/結雨「お邪魔します」

霧野母「あら、男の子と女の子が混じったような声ね？
まぁゆっくりしていって！」

霧野先輩のお母さんはリビングと思われる所に入っていく

俺は軽く頭を下げた

霧野「…………ふぅ」

狩屋「どうしたんスか～？
早く先輩の部屋行きましょうよ～」

霧野「あぁ」

狩屋「この服で良いと思いますよ」

結雨「うん、これでA先輩もメロm(霧野母「お菓子いる～？」」

霧野「あっ……」

霧野母「あら！いつからいたの！？貴女。可愛いわね……!!」

すると、先輩のお母さんは結雨を抱き締めた

結雨「(^p^;;)(苦しい…)」

霧野「母さん！結雨が……」

霧野母「あ、あら。ごめんなさいね？
結雨ちゃんって言うのね？その子の彼女さんかしら？」

先輩のお母さんは俺を見ながら言った

つまり、"その子"とは俺の事だと思う

結雨/狩屋「…………へ？/は？」

霧野「(まぁ、何時も一緒で付き合ってるようにしか見えないから、母さんがそう思うのも無理ないけどな…)」

結雨「そんなことより、もう暗くなってきたのでお邪魔しますね;;」

霧野母「また来てねっ!!」

霧野先輩のお母さんは
(＞∀＜)
↑こんな顔で言った