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第2話 ページ5

「……何もねぇな」
「そだねー」

歩くこと体感時間数十分後。

俺達は壁にぶち当たる事もなく、ただひたすら空間……いや、おっそろしく広い部屋を彷徨っていた。

流石に精神的にも肉体的にも疲れてきたので、一先ず休む事にする。

「マジで何もねぇな。」
「それな。白ばっかりで目が痛い。」
「俺も。」

くぁ、と欠伸をしてからひんやりとした床に寝転がり、腕枕をする。
少し思い立ってパーカーを脱ぎ方に掛けた。
となりに寝転がった骨厨は転がって数秒で眠りについた。疲れてたんだな。

俺はこっそり骨厨にパーカーを掛け、眠りはじめた。









「______ちゃん………自衛ちゃん!!」
「んぁ……骨厨?」

体を揺さぶられて意識が覚醒する。
どうした、と目を擦りながら起き上がった。
欠伸をしながら骨厨の話を聞いていると、アル達が見つかったらしい。

……何という御都合syげふんげふん。

……まぁ、なんにせよ探す手間が省けて良かった。

俺はパーカーを着直して、骨厨の後を小走りで着いて行った。









「この中から応えてくれたんやけど……」

たどり着いたのは、直径2メートル近くある大きな穴。
中は真っ暗で、何も見えない。

……。

「なぁ骨厨」
「ん?」
「お前、高いところ大っ嫌いだったよな?」
「そうよ。なんで?」
「じゃ、俺先行ってるから後から来てくれ」
「え!?ちょ、」

骨厨が何か言い終える前に、俺は穴に飛び込んだ。

穴の中は真っ暗だが、すぐに光が見えて、俺は金色の花が密集した小さな花畑の上に落ちる。

花粉が舞い、思わず咳き込んでマスクをつけた。

「良いぞ、落ちても痛くない。」

頭上にポッカリと空いた穴に向けて声をかける。

何も見えないが、あいつが躊躇しているのはわかった。

軽く溜息をついて両腕を前に出し、アイツを受け止める準備をする。

「さっさと降りてこい」

そう声を掛けた数秒後、骨厨が落下してきて俺の腕の中に収まった。

変な呻き声が出たが、なんとかキャッチできたのに安堵しながらすぐに降ろす。



そこで気付いた。






「………お前……骨厨だよな……?」









髪や肌は消え、筋肉すら無いその姿は____



















所謂、スケルトンと言うものだった。




ーーーーーーーーーーーーーー
……改行で文字数稼いだ感が半端ねぇ()

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自衛隊員(プロフ) - 水藍青海さん» 何で感謝されてるのか解らんがありがとうとどういたしまして!!← (2019年1月22日 19時) (レス) id: 0b2493c8b7 (このIDを非表示/違反報告)
水藍青海(プロフ) - うおっ…遅くなったがリベンジおめでとうとありがとう() (2019年1月22日 17時) (レス) id: 09a7b9ca76 (このIDを非表示/違反報告)
骨狂いの厨二病(プロフ) - いや!!大丈夫!!頑張ってね!! (2019年1月20日 20時) (レス) id: b4f5951dfc (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - 骨狂いの厨二病さん» ほんとごめんな!!?注告ありがと!! (2019年1月20日 17時) (レス) id: 8f8efc1be7 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - 骨狂いの厨二病さん» 直したの忘れてたああああ!!!今直す!!! (2019年1月20日 17時) (レス) id: 8f8efc1be7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:自衛隊員 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2019年1月19日 20時

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