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DO
『とりあえず教室戻ろう』
「あ、うん」
結局読まなかった本を棚に戻す。また今度ゆっくり読みに来よう。
SH
『僕も教室着いていく』
DO
『ジヨンがまたうるさいよ』
想像したのかなんとも言えない顔になるセフンくん
SH
『じゃあ僕は行くね、またねAヌナ』
ばいばいって手を振って教室へとギョンスくんとともに向かう
DO
『なんかあった？』
「私もが怪我しちゃって手当てしてくれたの」
そっか、と言ってそれ以上ギョンスくんは聞いてこなかった。今はその優しさが本当に有難かった
教室に戻るとギョンスくんは自然に私から離れて席へ向かった
私も席へ戻るとジヨンちゃんがいた。
「ジヨンちゃん、」
楽しそうにベッキョンくんとチャニョルくんと話すその背中に声をかける。聞こえただろうか
JY
「何？」
「どいてもらってもいいかな、」
JY
「あーちょっとしばらく借りるね！私の席座ってていいから！」
そういうことじゃないんだよな〜...
もう一度言ってみよう
「あの、」
『席戻れ、困ってんだろ』
その声にパッと頭を上げると不貞腐れたジヨンちゃんとそれを慰めるチャニョルくん
申し訳ないな、と思うと同時に私の席だから間違ってない、という思いもあった
ジヨンちゃんの舌打ちが聞こえてまた俯いてしまう
視界に入った決して綺麗とは言えない曲がって巻かれたガーゼ。結構痛かったけどベッキョンくんが手当してくれた事が嬉しくてその傷口をそっと撫でてみる。
優しい笑顔がフラッシュバックした。
CY
『おかえり、遅かったね？』
チャニョルくんの声に現実に引き戻された
「あ、うん」
ベッキョンくんは前を向いてしまって背中しか見えない。
やっぱり失礼だったよね、手当して貰っといて置いて行くとか。
私の事情なのに恩を仇で返しちゃった
ごめんねベッキョンくん
自分勝手なのは自分でも分かってるけど、寂しいよ。
ベッキョンくんの顔が見たいのにいつも背中だけ。
せめてこの席の間は楽しく話せるようになりたいのに。
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りん(プロフ) - ジョイナにやきもちやくベッキョンがかわゆいですね。2人のこれからますます盛り上がるよねフふ (2020年9月13日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
蕾(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます。検討中ですのでまた決まり次第ご報告させて頂きます！ (2020年7月10日 14時) (レス) id: 80c2640bb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - はじめまして〜〜 楽しく読ませていただきました。 この2人のイチャイチャが読みたいです！ おまけでも番外編でも ぜひお願いしたいです。 ^ - ^ (2020年7月5日 18時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
nico - このお話が大好きでいつもきゅんきゅんしながら読ませていただいています！更新これからも頑張ってください^^ (2020年4月25日 13時) (レス) id: 6b1fa55b2d (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃん、ファイティン！ (2020年4月25日 6時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕾 | 作成日時：2020年4月4日 2時
