Snow Man × Snow Man 【 Dr. 】 (ページ34)

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お熱ページ34

渡辺 side

最近アイツの様子がおかしい

、、アイツって結羽のことね

3月に入って、滝沢歌舞伎の稽古も始まって

有難いことに毎日忙しくさせてもらっている

いつもだったら休憩中も真剣に稽古を見学していたり

段取りを確認したり、注意事項をメモしたり、後輩にアドバイスしたり

、、もちろん最初はそんな姿が見られたんだけど

ここ2、3日、パッと目をやると虚ろな目でぼーっとしていることが増えて

今までが動きすぎだったから、最初の方は、良かったな、なんてだいぶお気楽に考えてたんだけど

それが何日も続くってのは今までからして考えられないことで

、、、もしやあいつ、体調悪い、？！

そう思ったら咄嗟に体は動いていた

『、、、ﾋﾞｸｯ、うわぁっ、びっっくりしたぁ、、、…翔太、どうしたの？』

渡「、、お前、熱あんだろ」

『、…えー、ないよー(笑)』

渡「顔にうそですって思いっきり書いてあるぞ、、しかもおでこ熱いし」

はぁー、なんでコイツはいつも隠し通そうとするんだろうか

俺が隠してたら怒るくせに、、、

とりあえず逃げないように手首だけ掴んで、

ふっかを呼んだ

深「ん～？どしたなべ、、あらどしたの結羽ちゃん」

俺に掴まれてふっかを呼ばれて、もう逃げ場がないと思ったのか

みるみるうちにいっぱいの涙を浮かべている結羽

渡「、コイツ熱あんだよ、ちょ、ふっかどうにかして」

深「あら～、お熱出ちゃったの？」

『、、、っ(首を勢いよく横に振る)』

まあふっかも結羽が嘘をついてることは分かった上で聞いたんだろう

とりあえずふっかが来てくれて一安心

こうなれば俺の出る幕はない。

あとはちっちゃい子担当のふっかや佐久間に任せておこう