恋愛ビルディング【BTS】

#4 【株式会社Persona】 ページ8

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「へ〜いわ〜だなぁ〜……」





ここは5階、私の仕事場でありホームでもある





普通の家みたいにソファもテーブルもテレビもベッドだってあるし事務所みたいな机と椅子もおいてある





いつもはこんなだだっ広い部屋に1人は暇だから、散歩に行ったりちむくんの所で常連さんと噂話したりするんだけど






今日、なんでここにいるのかって…………






コンコン





NJ「失礼します」


「ナムジュンくん、待ってたよ〜」





ナムジュンくんから、社長として正式にお仕事を依頼したいと言われたから





今までは電話1本で「コピー機が壊れた」だの「鍵を失くした」だのって連絡が来てたけど、今日はそんな軽い頼み事とかではなさそう





まさか、あの話……？






ナムジュンくんに座ってもらって、ちむくんに少しおすそ分けしてもらったコーヒーを出す





NJ「あ、ありがとうございます」


「そんな畏まらなくても…いつも通りでいいよ」


NJ「いや……今日は正式に、お願いをしに来ました」






ナムジュンくんが真剣な顔で話し出すから、私も少し背筋を正した







NJ「僕の……株式会社Persona社長キムナムジュンの秘書に、貴方を正式に雇いたい」







やっぱり、かぁ〜





「あの、正社員として……ってこと、だよね？」


NJ「はい、給料も今働いている社員の倍は出します」





おっ、なかなか魅力的な条件







…………だけど、

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