恋愛ビルディング【BTS】

。YG ページ33

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ジユは怒ったように、もう二度とここには来ないと吐き捨てて帰っていった







その時点でもう2時を回っていて、急いで閉め作業をする







もう寝てるだろうか







待っててくれてるだろうか







Aの部屋に来る頃には3時になっていて、早めに閉めるって言ったのに申し訳ないことをした









コンコン









扉を叩いても反応はない






ドアを開けると鍵は開いていて、ソファで寝てるAがいた







YG「おい、A？」





起こすのが躊躇われるくらいぐっすり眠っているAを、起こさないようにゆっくり抱き上げてベッドに下ろした後、自分もベッドの縁に腰掛けた






顔にかかった髪の毛をどけてやると、綺麗な顔が見える






YG「A………好き、好きだ」







1度口に出すととめどなく溢れてくる想いに戸惑いながらも、髪に、頬にとキスを落とす







どうしようもなくなって、思わず一緒に横になった








「ん〜……ユンギ……」







気持ちよさそうに寝息を立てるAが俺の名前を呼んだ時、心臓がぎゅっと切なく鳴った







YG「なんで、俺の名前なんて呼ぶんだよ……」






俺は、お前を傷つけたんだぞ？






放っておいて、冷たくして





見せつけるように女と楽しそうに話して






そんな奴の名前、寝言で呼んだりするなよ







YG「お前は、ホソクが好きなんだろ……」






そう分かってても止められなくて、Aを強く抱き締めながら目を閉じた

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