恋愛ビルディング【BTS】

#13 選んで ページ29

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「え……？」


HS「Aが、好きだよ」






すき？




ホソクが、私を？





「うそだ」


HS「嘘じゃない………信じられない？」





ホソクはそう言うと私に近づいてきて






顔が






YG「ホソク」



HS「………なんですか、邪魔しないで」






キス、されるかと思った………






でも本気なんだ、本気でホソクは私が……






HS「ユンギくんいいの？………あそこの常連さん怒ってるみたいだけど」


YG「それどころじゃねぇよ」





ジユさんの方を見ると、確かに怒ってるみたいで





私を睨んでる？






ジユ「ユンギ、おかわり早く」


YG「A、今日店早めに閉めるから待ってろ」


「え？でも………」


YG「話がある」


ジユ「ユンギ！！」





高い声で叫ぶようにユンギを呼ぶジユさん





急いで頷くと満足したようにジユさんの方に行ってしまった






HS「邪魔されちゃったけど……俺は本気だよ」


「うん、分かったよ…」


HS「Aは………」





言いづらそうに唇を噛んだホソクはしばらくそうしていて








HS「ユンギくんが、すき？」







すき………






私は、ユンギが







好きだ






だってヨンジュンくんの時もホソクの時も、まるで私が他の人に触られるのが嫌みたいなタイミングで私のところに来て






優しく、私が言いかけた言葉を聞こうとしてくれて






私、ユンギが好きなんだ






そう思った途端にストンと腑に落ちて





今までのも、今ジユさんに呼ばれて行ってしまったユンギを見てて胸が痛いのも全部





嫉妬してたからだ









「うん……私、ユンギが好きみたい」

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