恋愛ビルディング【BTS】

#8 過去と、今と、恋と HS ページ17

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ホソクside





HS「Aが、そんなことを？」


JN「うん、悩んでるみたいだったよ」


HS「…そうですか」


JN「ハッキリした方がいいんじゃない？………ホソク、お前のためにも」






聞かれたくない話は、あのビル内でしちゃダメだ





誰が聞いてるか分からないし





ということでジンくんに少し話があると言われて2人で来たのは最近人気のパスタ屋さん





きっと偵察も込なんだろうなぁ






パスタを口いっぱい入れてあーでもないこーでもないってブツブツ言ってる






あ、口の中からなんか出た






汚いな………食べながら喋るからだぞ







JN「まぁ僕はホソクに比べたら一緒にいる年数は短いけど、それでもAちゃんがいい子だってのは分かる。僕も一時は好きだったしね」


HS「うそ？！」







ホントだよって笑うジンくん




そんな素振り、1度も見せなかったのに






JN「ビルのみんなが好きになっては脈がないことを痛感して諦めていくのに、ユンギは諦めなかった」


HS「やっぱりユンギくん………」





ユンギくんが好きなのは何となく、気づいてた





なんでかな、お似合いだし………いいじゃんって言ったこともあった気がする






今となっては後悔してるんだけどね






JN「ホソク、お前はどうしたいんだ？」




HS「僕は………………









少し、昔の話を聞いてくれますか？」






俺と、Aが出会った時の話を

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