。YG ページ22
.
YG「ほら、とりあえず飯」
「ん……美味そう……」
さっさとパスタを作って出してやった
無言で食べ進めるAを横目に俺もパスタを口に入れた
「美味しい…」
YG「ん、落ち着いたか？」
「うん…ごめん」
YG「気にすんな」
単純なやつだから大体イラついてる時は飯食わしときゃなんとかなる
腹空いてるだけだったりするしな
「今日休みだったのにさぁ…急に呼び出されて…」
YG「おん」
「「これ明日までだったわ、頼むな」って………
頼むな、じゃねぇんだよほんでアイツ1人でさっさと帰ってやがるしさぁ(怒)(怒)(怒)
まぁ後輩も一緒にやってくれたからいいんだけど」
後輩？後輩って……まさかあの時会社の前で会ったいけすかねぇイケメンのことか？
クソ…俺のAを独り占めしやがって………
クッキー『醜い嫉妬は嫌われる…』
ボソリと呟いたクッキーを睨むと口をつむんだ
それでいいんだよ
「それにさ………いや、これはいいや」
YG「なんだよ」
「なんでもない」
YG「言いかけると気になるだろ」
「なんでもないってば……ユンギに関係ない」
は？
なんだよ関係ないって
確かに俺は彼氏でもなんでもないし口出しできる権利なんてねぇけどさ
つくづくなんでもっと早く勇気出して告っとかなかったんだって後悔する
「あ、ごめん…言い方悪かった」
YG「いやいいって、確かに俺がなんか言える立場じゃねぇしな」
「……………」
ほら黙っちゃったよ
どうしたらいいんだよこんな空気で告白なんて無理だけど
YG「まぁその…なんだ、くそハゲ上司の愚痴ならいくらでも聞いてやるから」
とりあえず今日は告白なんて無理だろ…
そう思って冷蔵庫からビールを取り出してAに渡してやった
「え、飲んじゃっていいの？」
YG「え？」
今更そんなこと言うなよ
「……話があるって、ユンギが呼び出したんじゃん」
YG「そうだけど…お前なんかそんな気分じゃなさそうだし」
「でも、」
YG「無理はさせたくねぇ、飲め」
Aは俯いて、少し考えたあと
パッと顔を上げて俺を見た
「じゃあまだ飲んでないから、今言って」
今？！
「この間の……あの、アレの本番、でしょ？」
YG「まぁ、そうなんだけど……」
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ユンギペン - 妖精が居なくなってしまって少し寂しい感じもしたけど、凄く面白かったですです!!こんなに素敵なお話をありがとうございました😊🙇♀ (2022年3月31日 8時) (
レス) @page30 id: b96a9e9ea4 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - ゆーみんさん» はじめてがコレで大丈夫でした？！？！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 46a7624b39 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - srさん» 今更の返事でごめんねありがとう〜！！！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 46a7624b39 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - バンタンのお話、初めて読みました！ (2020年12月6日 1時) (レス) id: 505bb2abee (このIDを非表示/違反報告)
sr - オンニお久しぶりです！今回の作品も凄く面白かったです！ グク氏が弟で、ユンギ氏が彼氏とか、私の推しばっかで最高でした。 これからも更新頑張って下さい。 新作楽しみにしてます！ (2020年12月5日 8時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ
| 作成日時：2020年11月14日 16時
