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#最終話 2人で NJ ページ19
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「最近、また小説を書き始めたの
……趣味程度にだけどね」
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そう言った彼女は嬉しそうにはにかんだ
それを見て俺は嬉しくなって
出来上がったら見せてって言えば、恥ずかしそうに俯いて
人様に見せれるようなものじゃないよ、と言った
それでもやっぱり嬉しくて、せめて設定だけでも聞かせてよと食い下がった
『……小説家と、書店員のお話なの』
彼女のその言葉に心臓が大きく動いたのが分かった
「……それは、ハッピーエンド？」
彼女はやっぱり俯いたまま、顔を真っ赤に染めた
それだけで答えは出たようなものだった
机の上で組まれたAの両手を包み込むように握れば彼女が微笑む
「……A」
『はい』
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物語は、始まったばかりだ
fin.
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ピノ(プロフ) - pumpkinさん» ありがとうございます<(_ _)> (2021年5月17日 22時) (
レス) id: f50cce1eae (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - 静かで素敵な世界でした。 (2021年5月15日 23時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ
| 作成日時：2021年5月15日 16時
