今日こそお前甘やかす～雨宮雅貴～ (ページ4)

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今日こそお前甘やかすNo.３ページ4

「いたっ！

お前何してんだよ！」

「何してって。遊んでやっただけ。

ヤッて殴っといた。」

「……」

「こいつらマジ下手すぎ。しかも喧嘩も弱いし男としてまじねーわ。」

「……帰るぞ。」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

ﾊﾟﾀﾝｯ

「怒んねーの？」

「……」

「あたし他の男とヤッたんだよ？」

「……」

「それにっ。」ｷﾞｭｩｯ

「良かった。」

「え？」

「ずっと心配だった。

お前が離れていきそうで怖かった。

誰かに連れていかれそうで。

お前と会えなくなるのが凄く怖かった。

無事でいてくれて本当に良かった。」

「ま、さき？」

「ほんとっ。無事で。」

「ないて、るの？」

「泣いてねーよ。」

「そっか。泣いてないよね。雅貴だもんね。」

「ああっ。」

「バイク。」

「え？」

「本当は俺の後ろにずっと乗って欲しかっただけ///」

「っ///////」

「約束もちゃんと覚えてる。

から。

ちゃんと保管するように言ってコブラに預けたよ。」

「おう。」

～約束～

一、何があろうと泣かない。

一、喧嘩上等。売られた喧嘩は必ず買え。

一、バイクは命に変えても守れ。

一、負けるとことは許されない。

新

一、雨宮雅貴の後ろには雨乃輝蘭しか乗せない。

一、自分の男/女は命に変えても守れ。

一、そして精一杯生きろ。