今日こそお前甘やかす～雨宮雅貴～ (ページ15)

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お前今日こそ甘やかすNo.14 ページ15

「ははっ。そうか。Rascalsに入るか。」

「ああ。」

「わかった。移動するぞ。」

「このまま帰りますか？ロッキーさん。」

「ああ。寂しい心と身体を癒さねぇとな。」

「わかりました。」

～～

「ロッキー」

「ん？ああ。綺麗じゃねぇか。」

「白あんま着ねぇからなんか気持ち悪い。」

「んー？似合ってんだけどな。」

「そうか。」

「おう。まあ表でて客の接客でも見とけ。明日からお前にもやってもらう。｣

「……わかった。」

ﾊﾟﾀﾝ

「雨乃輝蘭を連れてきてよかったのでしょうか。」

「何を今更。」

「あなたは本当にそれが望みだったのですか？」

「……ああ。そうだ。あいつは昔から欲しかった。それだけだ。」

「そうですか。私の勘違いだったようですね。」

「……」

「…もしお時間さえあれば今一度考え直した方がよろしいかと……
いえ、やはりこの事は忘れて貰って構いません。
失礼致しました。」

「……いや、お前は間違っていない。あいつは確かに尊龍を慕ってはいたが雨宮雅貴を捨てるとは思っていなかった。雨宮雅貴と共に尊龍を探すと信じ聞いたんだがな。」

「……はい。」

「俺が聞いた本人だが、、、まさか付いてくるとは思わなかった(苦笑それだけあいつには大切な存在なんだな。雨宮尊龍は。

……いつまで、あいつはここにいれるかわからない。今のうちにここでしかできない楽しいことをたくさんさせよう。

まぁいつ出ていくかははあいつら次第だがな。」