No.10 ページ11
ゆいside
そんなことがあって数日後…
私は理子にお願いがあると言われて、
軟高に向かう。
商店街を通った時、
遠くから片桐さんと相良さんが、
集団で歩いてきているのを見つける。
周りの人が道を開ける中、
私は小走りで近づく。
｢片桐さん！こんにちはっ｣
片桐｢おう。｣
｢相良さんも！｣
相良｢よぉ｣
｢何してるんですか？｣
片桐｢別になんでもねぇよ。｣
相良｢ゆい、金髪の石橋と吉村しらねぇか？｣
金髪の石橋？吉村？
誰？？
三橋さんだったら金髪だけど、
名前が違うし
｢知らないです、｣
片桐｢そーか変な事聞いて悪かったな。｣
｢こちらこそ、役に立てなくてごめんなさい｣
片桐｢謝んな、お前は悪くねぇだろ。｣
やっぱり優しい。
でもお前じゃなくて、名前で呼んで欲しいな……
そう思うと何故か見つめてしまう。
片桐｢俺の顔になんかついてるか？｣
そう言われ少し焦る。
｢えっと、いや、ついてないです、、、｣
片桐｢どーした｣
｢いや、、わがままなのは分かってるんですけど、
くだらないと思うんですけど、｣
片桐｢なんだ｣
｢名前呼んで欲しいなって……｣
片桐｢は？｣
相良さんが隣で爆笑している。
そこ笑うところじゃないもん！
恥ずかしくなって
｢なんでもないです、ごめんなさい、私そろそろ行きますねっ｣
そう言って去ろうとすると手首を捕まれる
｢え、｣
私はびっくりして振り返った。
片桐｢……めんどくせぇから、今度から敬語使うなよ、ゆい。｣
そういわれた
名前呼ばれただけで
こんなに嬉しくて恥ずかしいのは初めて。
私は頷くと、
熱い顔を覚ますように
早歩きで理子のところに向かった。
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理音(プロフ) - ドキドキが止まりませんでした！心臓が持ちません！笑笑 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年7月9日 15時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - さくらさん» ほんとですか!!ご指摘ありがとうございますm(*_ _)mだいぶ前に、ドラマを見て作ったのですが、私の聞き間違いかもしれませんね、すみません!!コメント下さり本当にありがとうございます!! (2020年7月20日 21時) (レス) id: e3fef6ac81 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 No.1のここの台詞 三橋｢痛いげな女子が困っているのを見過ごすわけにはいけませんね｣ これ正しくは見過ごすわけにはいきませんねではないんでしょうか？ (2020年7月20日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - www(ｱﾒｰﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ)さん» ありがとうございますっ！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: c8eabd73e4 (このIDを非表示/違反報告)
www(ｱﾒｰﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ)(プロフ) - 素晴らしい作者さんと小説ですね！！これからも読みます！更新頑張ってください！ (2019年10月27日 17時) (レス) id: 9fbd33347e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい x他1人 | 作成日時：2019年9月20日 21時
