青葉城西の天使ちゃん3（HQ） (ページ43)

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一三二話　おいでーページ43

sideなし

練習が再開されるため1年生以外の学年が、体育館に来る

その人たちが目にしたのは……、

青城3年「(距離近くね?)」

Aと1年生が戯れている所だった

花「(普通に羨ましいんだが…)」

及「ねぇ、A…及川さんとも戯れない?」

そう言ってバックハグする

貴『暑いよ…』

及「俺以外の奴と仲良くしないでよ…(小声」

貴『ちょっと…苦しぃ…』

花「及川、力強すぎだろ」

松「Aが苦しんでる」

岩「さっさと離せ」

及「やだね!!青城3年の中で俺しかAに抱きつけないからってヤキモチ焼かないでくれる」

岩/花/松「(コイツ…)」

貴『ひぃ…(お…怒ってる……)』

及「抱きつけるのは及川さんだけの特権だもんねー!!」

岩「(なんか…すげぇ腹立つ……いつも以上に)」

貴『でも、昨日……いや今日の午前3時位に一静とハグしたよ?』

松「…」

花「は?」

貴『朝ご飯の時ゆったやろ?…自販機の前で一静と会ったって……まぁなんか…色々あってハグした』

岩「(ﾓﾔﾓﾔ」

花「やっぱ、お前も隅に置けない奴だな!!」

及「Aが浮気するなんてぇ…(泣」

貴『泣かないでよ…徹とはいつもハグしてるやん』

及「やだ…」

貴『(ﾖｼﾖｼ』

バックハグをされながら及川の頭を撫でるA

木葉「(俺もされたい)」

木兎「なんかいいな!!ああいうの!!(ｷﾗｷﾗ」

梟谷3年「(バレーしか興味ない木兎が…女子に興味を持つなんて)」

黒「俺の頭も撫でてよ(ﾆｯ」

貴『いいよ、おいでー』

研「(クロを動物みたいに扱ってる…)」

貴『かがんで』

黒「ハァイ」

黒尾は言われた通りにAの前でかがむ

貴『(ﾖｼﾖｼ』

黒「っ…(なんか不思議な気持ち…)」

貴『黒尾ってカッコいいと思ってたけど…案外可愛いね(にこっ』

黒「(ずきゅーんっ♡」
↑恋に落ちた瞬間

グシャっ…

とペットボトルの潰れる音がする

その音の方向を見ると……

貴『月島…ペットボトル潰れてるよ?』

先程、Aから貰ったペットボトルを握り潰した月島がいた

貴『中に飲み物入ってないから良かったけど……手とか大丈夫?』

月「はい…大丈夫です」

貴『よかった』

国「(なんで烏野なんかと仲良くしてんだよ…クソ…クソっ)」

貴『(なんやろうなぁ…皆、可愛く見えてくるわぁ…)』

さぁ…そろそろAちゃんには恋に落ちてもらおう……誰にするかは決めてないけど…