青葉城西の天使ちゃん3（HQ） (ページ28)

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一十八話　特権ページ28

Aside

あっという間に夜ご飯の時間になった

月島は結局、言ってないみたい……よかった

貴『(多分…あの中の誰かにバレたら……超怖い説教が待っとる……特に信介と一……信介は正論で心臓をついてくるし……一はデコピンで……今日の朝…もの凄い力でやられたから……ホンマにそれはもう…意識が飛びそうなくらいでしたよ…)』

そんな事を考えながら私はご飯を口に運ぶ

侑/治「(ﾆｺﾆｺﾆｺﾆｺ」

貴『アンタら…見過ぎな……。手ェ止めんとさっさと食事済ませぇーや』

侑「Aちゃんの食べてる姿がめっちゃ可愛くて」

治「手が止まってまうわ♡」

貴『(無視)ﾓｸﾞﾓｸﾞ』

稲荷崎「(ホンマにデレデレしとんな…)」

貴『(何で見られながら食べなあかんねん……あ…ブロッコリーや…)』

侑「(Aちゃん…ブロッコリーを見てるな…)」

治「(ちょっと嫌そうな顔しとんな……まだ嫌いやねんな…)」

二人は目線で合図しあい…、そして

侑「Aちゃん♪」

貴『なに…』

治「はい、あ〜ん♡」

貴『(ぶ…ブロッコリー)自分で食べてや…アンタのお皿に入ってた食材やろ?』

侑「俺たちがAちゃんにあ〜んしたいねん」

貴『(侑と治……私がブロッコリー嫌いなこと知ってんのに……そっちがその気やったら…)』

治「俺たちの愛を受け取って♡」

貴『じゃあ遠慮なく受け取るね(にこ』

ぱくっ…と治からブロッコリーを貰う

侑/治「…」

稲荷崎「…」

北「ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ」

青城「…」

及「ちょっとーー!!!俺のAに何してんの!!」

貴『人をモノ扱いせんといてや』

及「今それどころじゃないでしょ!!」

貴『(何言ってるんや…徹は…。やっぱ…ブロッコリーはモサモサしてて嫌いやなぁ…)』

侑「トオルくんやん…どうしたん?そんな怖い顔して(煽」

及「ムカッ…)Aにあ〜んするのは、俺ら青城の特権なんだけど!」

侑「そんなんあったんや〜知らんかったわ〜…でも一緒にいる年月は俺らのほうが長いから俺らがその特権を持っとると思うねんけど〜(煽」

治「お前らは…長くても3年しか一緒におらへんやろ?……俺ら“少なく”とも13年は仲ええから…しかもこっちには小中Aちゃんと一緒やった北さんもおるし?俺らの方がその特権は持っとるべきやと思うけどなぁ〜(煽」

1年/2年「(同じDNAだ…)」

貴『(しょうもない事でようそんなに喧嘩出来んな…)』