一十二話 影山…言えるかな? ページ22
sideなし
花「その興味無かったのが…Aを見て急に興味出たとかあるかもしれないだろ」
国「ありそうですね!!」
及「飛雄なんかにAを渡さないぞ!!」
矢「てか花巻さん……聞きましたよー」
花「何を?」
国「昨日のお風呂の話ですよ」
矢「Aさんが青城の中で特に仲いいのは3年生でその中でも花巻さんって…他校のマネージャーさん達が言ってたって…」
花「た…確かに言われてたな…(俺もなんで選ばれたかわかってないんだよ!!俺的には…俺的には…)」
花巻の頭の中はバレー部3年が浮かんでいる
花「(1年の時は…俺とAと及川が同じクラス…2年は合宿に来てるいつメン皆同じだったし……林間学校も修学旅行も…女子のチームなんだかんだ言ってAのチームと組んでたな……確かに俺が1番仲良いかも)」
ちょっと嬉しくなる花巻
影「えっと…あの……その…」
貴『(ずーっと…この調子が続いているのだが……)どうしたん?具合とか悪いん?』
影「(クソ…普通にどこかで会いましたか?つうだけだろ!!何してんだよ俺は!!なんか…この人見ると……なんか…なんか!!)」
菅「(影山…頑張れ!!)」
田「(美しい人を目の前にするとモジモジしちゃう気持ち俺には分かるぞ!!)」
西「なんで…影山……普通に話しかけないんですかね?」
東「(西谷……お前とスガと日向くらいだぞ…Aに躊躇なく話しかけれるの)」
貴『(もしかしたら具合が悪すぎて喋られへんとか?!しんどいやろうなぁ…早くなんとかしてあげへんと!!)待っててな!!今すぐに抱っこして医務室運ぶから!!』
澤「(待て待て待て!!女の子が男を運ぶ?!)」
東「た…たぶん……影山は具合悪いわけじゃ……」
貴『具合悪いことが言えないのかもしれないでしょ!!』
東「えー…」
北「お前…影山の気持ち考えたりぃーや」
貴『いや…自分なりに考えてるつもりやで?……口に出されへんくらいにしんどいんやろ?それは辛いやんな…しんどいやんな…やから急いで連れて行ってあげないと!!』
ア「いや!!そういう意味ちゃうわ!!」
貴『え…じゃあどういう意味なの?』
日「た…たぶん……Aに抱っこされて運ばれる影山の気持ちを考えろって意味だと思う……体調悪いとかじゃなくて…その女子に運ばれてる男子の気持ちっていうか……か…影山も!女子に運ばれるなんて……か、かっこ悪いよな?」
影「俺はAさんに運ばれてもいいと思ってる」
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夜空(プロフ) - いつも楽しみく読ませてもらってます更新楽しみにしてます頑張ってください (2021年3月24日 19時) (レス) id: 51f6c9b5da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏玲 | 作成日時:2021年2月6日 19時