検索窓
今日:10 hit、昨日:27 hit、合計:109,944 hit

一○六話 おはよう6 ページ15

sideなし

貴『やっと…最後……青城か。ここまで来るのに結構時間かかった気がする…』

トントン…とノックした後にA自ら部屋のドアを開ける

貴『皆ー…おはよー……あと15分で朝ごはんやでー』

岩「Aか…おはよう」

松「おはよう」

花「おっはー」

貴『一、一静、貴大おはよー……他のみんなもおはよー』

1年/2年「おはようございます!!」


貴『また徹…起きてないん?』

金「またって…」

松「一昨年の合宿、去年の合宿……1年の林間学校、2年の修学旅行……コイツ時間になっても起きなかったからな」

岩「それで及川を起こすのを先生に任されたらしく……Aが起こしに来てたな」


渡「(学校行事で男子を起こすのを女子に任せるって…)」

矢「(おかしすぎだろ…)」

貴『さっさと起きぃや…アンタ』


ゆさゆさと揺さぶる

貴『……はぁ…もう高3やで?……自分で起きる努力しぃや…』

及「俺が起きるにはAのキスが必要です」


青城「(起きてんじゃん!!)」

岩「おい、寝ぼけた事言ってないで…(貴『いいよ』


青城「!!?」

貴『私のキスなんかで起きてくれるなら…してあげる』

矢「(え…え!!マジで言ってんの?!///)」

岩「お、おい!!及川のおふざけに乗る必要は…」


貴『え…おふざけなの?』

国「(凄い純粋というか……バカに近い気がする……そんなAさんも可愛いけど…)」

貴『まぁいいじゃん!キスなんかで起きるんやから』

松「(Aにとってのキスってそんな簡単なものなのか?!)」

花「(俺は好きな奴が他の男とキスするところを見るのか?……やっぱこの二人付き合ってるんじゃ…)」


及「(ヤバイヤバイヤバイ……ふざけて言っただけだったのに……Aがバカ正直に受け止めてしまった……でもキスするって宣言してくれたし?好きな子にキスされるなんて…嬉しくない男いる?!)」

少し…ほーんの少しだけ目を開けてみると…Aの顔が近づいてきている


花「お前!本当にするのか?!」

貴『ただのキスでしょ?』

青城「(ただの…)」


どんどんAの顔が及川に近づいて行く

及「(も…もう少しだっ…////)」

岩「(及川…ぜってー起きてるな……。なんか…分かんねぇ…けど……Aが及川にキス…するのが凄く嫌だって思っちまう……何なんだよ…この胸のザワザワ感……最近…アイツ凄く可愛く見えるし…いや元々可愛いかもしれねぇけど…)」

番外編 バレンタイン→←一○五話 おはよう5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
204人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夜空(プロフ) - いつも楽しみく読ませてもらってます更新楽しみにしてます頑張ってください (2021年3月24日 19時) (レス) id: 51f6c9b5da (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏玲 | 作成日時:2021年2月6日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。