第四話 2年前の入学式4 ページ5
Aside
貴『あ…あの……(ベタベタ触るの辞めてもらってもええですか？……なんて…憧れの人に言えないし…どうする…どうする……)』
そう悩んでいたとき、いきなり大きな声が飛んできた、
？「何してんだ！及川！」
と言って、及川さんの頭を叩く男の子
及「いったいよ！…岩ちゃん！！」
この人…確か…及川さんと同じ中学だった……。
貴『岩泉さんですか？』
岩「どうして俺の名前…」
貴『中学の試合の決勝戦見ました！
及川さんとの連帯プレーがめっちゃ凄くて覚えてます！』
岩「おう。ありがとな」
貴『(想像以上のイケメンだっ！やはり、バレーはイケメンしかできんのか？)』
岩「こいつが迷惑かけてすまなかった」
及「ちょっ！」
貴『(岩泉さん、及川さんのお母さんみたいな感じやな〜…)いえ…逆にこっちが迷惑かけたというか…』
岩「え…いや…どう考えても迷惑かけるのはコイツだろ」
及「ちょ…それどういう意味？！…てか、Aちゃん迷惑じゃないからね！こんなの迷惑の内に入らないから！困ってる女の子助けるのは当たり前だし☆」
そう言って、ウィンクする及川さん。
女達「キャー！かっこいい！」
その声がする方を見ると、すっごい女子の数。
他のクラスもいるでしょ…。やっぱ、及川さんは人気なんだなぁ…。
でも、ウィンクするくらいでかっこいいってなるもんなん？中学の時に男子がウィンクしてもそんなんならんかったけどなぁ…。
逆に、キモっ…とか、自惚れんなみたいなこと言われてた気がするんやけど……。
何回も言うけど、イケメンやから許されるねんな。この世の中顔なんや…恐ろしいわ…。
及「もうすぐでチャイム鳴るじゃん……岩ちゃん戻ったほうがいいんじゃない？クラス、端と端だし」
岩「そうだな…A…さんだよな？……コイツが迷惑掛けたら俺に言え…いつでも殴りに来るからな」
及「ちょっ…」
貴『は…はい分かりました』
そう言って、岩泉さんが出た直後に、
授業の始まる3分前のチャイムが鳴る。
皆は席に戻り始める。
私は、及川さんにお礼を言おうと及川さんを呼び止めた。
貴『…あの、助けてくれたお礼がしたいので……放課後…少しでいいんで時間をください』
及「……いいよ！俺も聞きたいことあるしね！」
じゃあ、俺席戻るから。またね！
と言って、手を降って自分の席に戻っていく及川さん。
そりゃあモテるわって思えるほどイケメンっぷりだ。
文字数ぅ…
まだこの話続きます。
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月乃派 - 第三十三話 バレー で着替える場所は更衣室とゆう場所があります (2022年1月20日 11時) (
レス) @page35 id: 2fabf89436 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - 良かったー！ (2020年12月29日 22時) (レス) id: 90f1319283 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏玲 | 作成日時：2020年12月21日 19時
