第十七話 烏野と練習試合7 ページ18
Aside
またボールがコートに落ち、烏野のマッチポイント。
溝「おい!今のカバー入れたろうが!国見、ボケェー!……やっぱりあの5番止めないことにはなんとも…」
入「確かに影山と5番のコンビは驚異だが」
貴『それ以外にも居ますよ!冷静さは足りないけどパワーと気概溢れるスパイカーの田中さん…少し覇気に欠けるけどクレバーなブロッカーの月島さん、穴の多い守備を広くカバーする主将の澤村さん』
入「素人紛いは居るし守備はまだまだ穴だらけだがその“素人紛い”を軸にした変幻自在の攻撃…翻弄するとは正にこのこと…烏野か…ちぐはぐで危うくて面白いチームだ」
第2セットは、烏野にとられた。
貴『第2セット…とられたぁ』
男3「あぁ〜っ」
女1「セット取られちゃった…!」
金「くそっ!」
田「おっしゃあああ!!このまま最終セットも摂るぜええ!!」
と言って日向さんの背中をバシッと叩く田中さん。
貴『(もうすぐ徹も帰ってくるし…あんま青城舐めんなよ!…まぁ、今回はたまたま摂られただけで次は勝つから。徹が居なくても勝てるって証明してやる!)』
花「お前が何考えてるか当てたら、シュークリーム奢って」
松「俺は、チーズINハンバーグ」
貴『いいよ!当てれなかったら一人ずつロ〇ズね』
花「乗った!お前が考えていることは……もうすぐ及川帰ってくるし…あんま青城舐めんな!」
松「このセットはたまたま摂られただけだし…次は勝つ!」
貴『残念…最後の一つ足りてなくて不正解!』
花「外れたか…」
松「最後の一つって何…」
貴『徹が居なくても勝てるって証明してやる!でした〜!…だって徹が居なくても皆は強いし!私はこのチームが大好きだからね!もちろん徹も好きだよ』
花/松「……」
貴『む、無視は傷つくなぁ〜…反応してよ〜』
女「「キャー」」
女子の歓声…ということは
入「おぉ!戻ったのか!足はどうだった!」
及「バッチリです!もう通常の練習イケます!軽い捻挫でしたしね!」
入「まったく…気をつけろよ。向こうには“影山出せ”なんて偉そうに言ってといてこっちは正セッターじゃないなんて頭上がらんだろが!」
及「スミマセ〜ン」
女「及川さん無理しないで下さ〜い!」
と言う女子に笑顔で手を振り返す徹。
女「Aさんも〜」
徹に応援をしてた子たちは私にも手を振ってくれてるので私も振り返す。
女「キャーッ」
青城「「(及川(さん)もだけど、マネもモテるんだよなぁ)」」
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月乃派 - 第三十三話 バレー で着替える場所は更衣室とゆう場所があります (2022年1月20日 11時) (レス) @page35 id: 2fabf89436 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - 良かったー! (2020年12月29日 22時) (レス) id: 90f1319283 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏玲 | 作成日時:2020年12月21日 19時