あなたが九歩目 ページ9
今はオッパとソファに一緒に座ってて
テレビではつけた時にやってた学園ものの恋愛ドラマを見てる
アイスは開けたら形ぐっちゃぐちゃになってたけど、この味も美味しいねってオッパが言ってくれたから合格だ
「ねぇオッパ、この子はあの先輩が好きなの？」
「んーそうなんじゃない？俺もこれ初めて見たから話分かんないなー」
「うーん……あ！そういえばね、今日ね新しい友達出来たの！！」
「お、やったじゃん。何て子？」
「チョンジョングク君！！今日教室にいたでしょ？オッパの後輩なんだよね〜」
オッパ達が帰った後、あの人お兄さんなんだよね？って聞かれてそうだよ、ジョングク君はダンス部なんだよね？って聞いたら
うん。あ、ジョングクって呼んで。俺もAって呼ぶからって
何か強引だな〜と思って何で？って聞いちゃったのね。そしたらちょっと悩むような仕草をして、俺らもう友達だからって
友達なの？って聞いたら、そう、友達友達って
「ちょっと無理やりだよねぇ〜。でもね、その後話してみたらすっごく面白くってね、楽しかったの！」
今日あったことをオッパに揚々と話す
「へーそうなんだ」
あれ、オッパ何か興味なさげ？
そしたら、んってAの肩に頭を預けてきた
「…オッパ？今日はオッパが甘えたさん？」
耳に当たるオッパの柔らかい髪の毛とか、肩に感じるオッパの温かさがくすぐったくて嬉しい
「別にそんなじゃないよー」
って言いながら頭はあげないオッパ
ふふっ、オッパとこうしてくっついてる時間が
いっちばん好きなの〜
「あ、オッパ。今日ほんとにバイト良かったの？」
「あーーヘルプで行ったは良いんだけど、暇だったから早めに上がらせてもらった」
「そーなんだ！！オッパのお店毎日暇ならいーのに」
オッパとテテオッパはカフェでバイトしてらしくって、何でもオッパ目当てのお客さんも多いくてオッパってモテるんだ〜ってテテオッパが言ってた…
まぁ、俺目当てのお客さんのが多いけどな！って笑うテテオッパ。
もう、いっそのことオッパ目当てのお客さんもテテオッパ取ってくんないかな
「えー毎日暇なら俺お給料もらえなくなっちゃうよー」
「大丈夫！！そしたらAがオッパの代わりに働くから！！」
「A働けるのー？人見知りなのに。いらっしゃいませーとか言うんだよ？」
「それくらい言えるもん！」
クスクス笑ってるオッパ、ふふふ
この時間がずっと続けばいいのに
続く
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作者名：無糖 | 作成日時：2015年11月25日 1時
