愛されJW最年長 (ページ39)

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黄「ひぃひゃははははっ！」

俺の頼みなど聞く耳も持たず、濱ちゃんは容赦なく脇をくすぐりはじめた。
弱い所を的確に責める濱ちゃんの手から逃れようと足をバタつかせるも、全く抜け出せない。

黄「むっひははっ、むりッハハ！」

紫「おりゃどやー！」

黄「わるかッたから、ひゃはぁｯははっ」

変に体に変に力が入り、どこもかしこもつりそうだ。本当に限界だと濱ちゃんの背中をばしばし叩き訴えれば、やっと濱ちゃんの手が緩む。

黄「ほっんまッ、ﾊｧﾊｧ･･･朝から体力使わすなやﾊｧ」

息が上がりきったまま涙の浮かぶ目で濱ちゃんを不服そうに睨みあげた。

黄「濱田の癖に･･･ーーッ」

気を腐らせぶつぶつと文句を並べる俺に言い返す訳でもなく、濱ちゃんはゆっくりとした手付きで俺の髪を撫でた。思わずドキッとする。
優しさが溢れでんばかりの濱ちゃんの表情に恋人のような錯覚が起こり、俺の胸はより一層心拍数をあげた。

頭に手を伸ばす際に縮まった距離がキスの二文字を連想させ、俺は自然と目を閉じた。

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