愛されJW最年長 (ページ15)

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NOSIDE

その後全員が揃い始まった飲み会。

30分経過した今、不自然に盛り上がった空気に誰もが嫌気をさしていた。

笑い声にもハリがなく、それでもいつもより際立って大きく全員の耳に届く。
言葉を選び探り合う視線。気分を盛り上げる為に飲む酒は回りが早く頬を赤く染めた。

全員「･･･」

一瞬広がる沈黙。メンバー同士であればそれも居心地の悪いものではないが、今日は違った。

黄「あかん、もう限界や」

そう口火を切ったのは中間だった。
一同の目が、一斉に中間へと注がれる。

黄「流星、そこの酒とってや」

テーブルを挟んで向かい側に座る藤井の横に置かれた瓶を顎で指す。電話で頼まれた度数の高い酒だ。

受け取れば新品の封を開け、コップに移さずにそのまま口の上で傾けた。

純度の高いアルコールが口内を通り中間の喉を焼く。その感覚に自然と綺麗な顔が歪んだ。

桃「じゅ、じゅんた！？」

紫「いきなりどないしたんや！」

緑「さすがに淳太でも倒れるからアカンって」

中間の奇妙な行動にメンバーは慌てた。

隣の神山が酒瓶を取り上げた時には中身の半分が中間の体内へと消えていた。

黄「ぷは！……さっき何があったん？」

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