7 ページ26
次の日。
田中「おーし！準備できたら車乗れー！」
朝からジェシーと一緒にお線香をあげて、パパとママにそっと触れる。
樹くんの大きな車にみんなで乗って、トランクに車椅子も詰めたらもうパンパン！
途中でコンビニに寄って、わいわいドライブ。
そして…
向かったのは、お家から少し遠いけど自然がいっぱいで空気の美味しい場所にある納骨堂。
私のわがままでずっと出来ていなかったけど。ジェシーとも会えたし、そろそろ供養しないといけないって、昨日決めた。
ジェ「おはな、きれ〜！」
ー綺麗でしょう？よかったらお供えに持っていってね。
ほくちゃんに車椅子を押してもらってたジェシーが、お花畑を見てはしゃいでたら、おばあさんが出てきてそう言ってくれた。
ジェ「おばーちゃん、いいの？じゃあ、パパとママにすこし、ください！」
ーあら、パパとママに…？そう…。それならたくさん持っていきなさいな。賑やかな方が嬉しいものね。はい、ご家族もどうぞ？
そう言ってハサミをみんなに渡してくれたおばあちゃん。
お礼を言って、みんなで1本ずつお花をいただいた。
ジェ「かぞく、だって。ふふっ、おれたち、かぞく！」
北斗「だな。ジェシーには俺たち家族がついてるから。もちろん、パパとママも、見守ってくれてる。だから、怖いことないでしょ？」
ほくちゃんの言葉に頷いて、みんなの方を見たジェシーの顔はどこか吹っ切れたようだった。
無事に納骨を済ませて、お昼は涼ちゃんのカフェへ。
いらっしゃい、おかえりって優しい2人は、車椅子も入れるくらいの広いテーブルを作ってくれていて。
ジェ「しょっぴ、いつもの！」
翔太「あいよ〜！ちょっと待ってな！」
ジェシーの注文を取った翔ちゃんの目には涙が浮かんでいて、厨房の奥では涼ちゃんも嬉しそうに笑っていた。
涼太「はい！今日はサービス！どんどん食べて！」
翔太「領収書、田中で切っとくな〜」
田中「ちょ！しょっぴー！サービス！サービスって聞こえた！！」
樹くんたちのコントにみんなで笑って、お腹いっぱい食べて。
ジェシーが退院したら、これが日常になるのか〜って、楽しみになった。
そのまま病院に戻って、606号室へ。
おかえり〜って、阿部ちゃんとさっくんが出迎えてくれて、ベッドに入るとすぐに眠ってしまったジェシー。
あとちょっと、頑張ろうね。
.
マシュマロありがとうございました！
○ゆごほくとショッピング
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 569人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みー(プロフ) - きなりさん» こちらこそありがとうございますm(_ _)mよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年10月30日 2時) (
レス) id: 4b53f5dd0a (このIDを非表示/違反報告)
きなり(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございます＾＾お時間いただくと思いますが、気長にお待ちいただけたら嬉しいです！＾＾これからもよろしくお願いします！ (2021年10月29日 21時) (レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いつも夜中に見てます！！リクエストしてなかったらごめんなさいm(_ _)m夢主ちゃんがてんかん出るお話をみてみたいですm(_ _)m (2021年10月28日 0時) (レス) id: 4b53f5dd0a (このIDを非表示/違反報告)
きなり(プロフ) - nさん» 嬉しいコメントありがとうございます！随分前にいただいていたのに、お待たせしてしまって申し訳ありません…。またリクエストしてくださると嬉しいです！更新頑張ります＾＾ (2021年10月21日 23時) (レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
n - エレベーターのリクエストをした者です。書いていただきありがとうございました。すごいいいお話で感動しました！お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！ (2021年10月21日 1時) (レス) @page32 id: bbc023a104 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなり | 作成日時：2021年9月23日 22時
