おまけ ページ33
利き手を使えないのは、いつまでたっても慣れないもので。
毎日誰かに髪を洗ってもらって、乾かしてもらうのはとっても申し訳ないことだった。
だから…
森本「えーーーーっ！！？？髪っ！髪切ったの！？ちょちょちょっ！今日学校行くんじゃなかったの！？」
「えへへ…帰りに切ってきちゃった！」
そう、長かった髪をバッサリ切りました〜！
肩につくかつかないかくらいのボブになった髪を慎ちゃんが撫でる。
実はかなりの勇気を出して、金髪も卒業してきた…。
今までは自分で染めてたから、髪も傷んでてなかなか難しかったけど、少しずつトーンを落としていけたらなって。
北斗「色も変えたのね…。よかったの？」
「うん。見た目に頼らなくてもいいくらいに、強くなるって決めたの…。どー？似合う？」
ニヤッと笑って聞くと、そこそこ？とか言って笑うからグーパンをお見舞いしといた。
高地に手伝ってもらってお風呂を済ませた後、リビングに行くと樹くんとたいちゃんも帰ってきていて。
田中「A〜！短いのもかわいいじゃん！ね、みてみて！これ、カラーにいいオイル買ってきたから、つけてあげる！」
自分のご飯も後回しで、私の髪に丁寧にオイルを塗ってドライヤーもしてくれた樹くん。
京本「ん、めっちゃいい匂い…」
乾かした髪をくんくん嗅ぐたいちゃんは、なんか犬みたい(笑)
寝る前、ママに報告した。
髪の毛切ったよ、金髪も卒業したよって。
ママが染めた金髪。2人で住んでたアパートのお風呂で笑い合ったこと、今でも思い出すんだ。
パパが綺麗って言ってくれたのも、ジェシーが撫でてくれたのも。
沢山の思い出は胸の中に。
一歩踏み出してみるよ、見ててねママ。
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きなり(プロフ) - こころさん» 嬉しいコメントありがとうございます…！！こうして言葉で伝えてくださると、とても励みになります＾＾楽しんでいただけるように、頑張ります。今後もよろしくお願いします！ (2021年9月14日 22時) (
レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
こころ - いつも楽しく読ませてもらっています！毎日更新されるのが楽しみです。これからも更新頑張ってください！ (2021年9月13日 21時) (レス) id: b96a3cc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなり | 作成日時：2021年8月28日 23時
