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おでこを触る冷たい手が気持ちよくて、目を開ける。
北斗「あ、起こしちゃった？ちょっと熱出ちゃったってよ。苦しいとこない？」
ねつ…
「ジェシーのとこ、いたのに。なんで…？」
高地「あいつが、樹に教えたんだってよ。ねぇねがあついって。さすが、ヒーローだよなぁ？」
「そっかぁ…すごい、ね。ふふ、ほんとだね。」
「きょうね〜おひさまで、せんせーしたの…。たのしかったから〜またいくんだぁ。」
ふふっお前きつい？さっきから全部ひらがなになってんぞ？って笑うほくちゃん。
北斗「まぁ、楽しかったなら良かったね。その疲れも出たのかもよ？ご飯食べて、今日はゆっくり寝ようね。」
森本「お待たせ〜ごはんですよ〜！おねつAちゃんに特別メニュー、苦手なお粥でーす(笑)」
「いらなぁい…。おやすみ、しんちゃん」
森本「こらこら！そう言うと思って、特別に梅ちゃんつけてあげてますよ〜！」
北斗「ほら、そんな顔してないで。はい、あーん」
慎ちゃんの作戦に負けて、梅干し入りのお粥を半分食べたところでギブアップ…。
慎ちゃんが片付けに出たタイミングで、樹くんとたいちゃんが入ってきて、もう帰るのか2人とも私服だった。
「みんなで、かえるの？なかよしだねぇ〜」
田中「そうねぇ〜今日は俺らだけで帰るけど、明後日はAも一緒に帰れるよ〜？」
「え…？あさって？かえる…みんなと…。」
京本「ちょ、樹！今言っても頭追いつかないでしょ(笑)また明日朝から教えてあげるから、今日はもう寝なさーい！」
「え、え…？ねむれないよ…！あさってたいいんできるの…？」
田中「そ！朝頑張った採血の結果も良かったし、明後日ならみんな休みだから。一緒に帰ろうな。」
さ、寝ろ寝ろ！
そう言ってみんなが、それぞれ近いところをさすってくるから、疲れた身体はあっという間に夢の中へ。
.
次の日には熱も下がって、改めて退院の話を聞いた。
まぁ、退院って言っても、ニノ先生のリハビリは通わなきゃいけないし、ジェシーのお見舞いも来るし。誰も家にいない時間は心配だからって、おひさまで自習出来ることになったから、寂しくはない。
そこからは退院に向けて、いつのまにか増えた荷物の片付けをしたり、お世話になった先生たちに挨拶したり。
1番大変だったのは健人…。
健人「Aねぇーぢゃーん！！いっちゃやだぁー！！！」
そこまで悲しんでくれるとは…。
なんだか嬉しいよ…
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きなり(プロフ) - こころさん» 嬉しいコメントありがとうございます…！！こうして言葉で伝えてくださると、とても励みになります＾＾楽しんでいただけるように、頑張ります。今後もよろしくお願いします！ (2021年9月14日 22時) (
レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
こころ - いつも楽しく読ませてもらっています！毎日更新されるのが楽しみです。これからも更新頑張ってください！ (2021年9月13日 21時) (レス) id: b96a3cc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなり | 作成日時：2021年8月28日 23時
