天才暗殺者【ハイキュー×暗殺教室】

じゅうごわ ページ22

No side

殺「何がいけなかったかわかりますか？」
自律思考固定砲台「………わかりません………」

殺「あなたは生徒であり、転校生です。まずはみんなと協調することを考えなければいけません」

自律思考固定砲台「“協調”………ですか？」
殺「ええ」

教室に一人たたずむ自律思考固定砲台のところに殺せんせーが現れる。
するとその先生は、話しながらガムテープを丁寧に剥がしていく。

自律思考固定砲台「………方法が、わかりません………」
殺「そう思って、E組の皆さんのデータを集めてきました。」


殺「あなたは自らを進化させることができる素敵な人工知能の持ち主です。それをフル活用して、よーく考えてみてください」



ーーーーー


登校してきた生徒達がボロボロの昇降口から上靴に履き替えていると、ピロリン♪と携帯から音が聞こえた。

………アプリ………？
こんなの入れたか………？

不思議に思ってそのアプリを開いてみると、

自律思考固定砲台「おはようございます！皆さん！」

「………！？」

昨日と違うことは自律思考固定砲台が満面の笑みだということだ。
他の生徒達も届いているらしい。






自律思考固定砲台「ご迷惑をおかけしたことについて、昨日よく考えたんです。


どうしたら皆さんに許してもらって仲良くなるかな、と。


それで私、アプリになってみました！これからはアプリとなって、


皆さんの暗殺をサポートさせていただきます！」




中「今いじってみたんだけどっこのアプリ、いろんな機能がついててすっごい使えるよー！」

他の生徒達も続々と集まり、“自律思考固定砲台アプリ”をいじって盛り上がっていた。



自律思考固定砲台「喜んでもらえて本当に嬉しいです！」



自律思考固定砲台がアプリに全身を映し出すと、男子達が、「おお！」と声を上げた。


茅「ねえねえ、自律思考固定砲台って長いから、2文字だけ取って、“律”にしない？」

律「“律”………はいよろしくお願いします！」



殺「おはよう御座いますみなさん。素敵な転校生と仲良くなれてよかったですねえ」




どうせ、殺せんせーが裏でなんか言ったんだろ。やっぱ生徒思いだな。





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この作品に順位がつきました！！！！！
ほんっっっとうにありがとうございます！！！！！
めちゃくちゃ嬉しいです！！！！
これからも頑張ります！！


ゆっぴー＆紫陽

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