第二十四夜《捕われの鎖》 ページ28
鬼滅の刃side
胡蝶「(そういえばこの鬼、私たちに対して反撃してこないですね……ですが上弦の零と紛れもなく瞳の中に文字が入っていますし、先程人を喰おうとしていたのは私と甘露寺さんが見ていたので十分倒す理由にはなりますね……)」
ガシャンッッ!!
ガシャンッッ!!
ガシャンッッ!!
「「(………………………?)」」
またもや変な音が鳴る。
だが、それがなんの音であっても自分たちは目の前にいる鬼を倒さなくてはならない。
悩んでいる暇などない。
また全員で一斉に斬りかかろうとした時____________
ガシャァァァンッッッ!!
とても大きい音がし、その音が出た方を見るとそこには__
重たい金属の鎖が、自分たちと鬼を繋いでいた。
……“手足”に。
全員「!!!????」
上弦の零「ハハハハッッ!!準備完了!!!実はそれ、僕の血鬼術なんだよね〜!!能力の時飛ばしで、強い人や、珍しい血を持つ人間を連れてきて喰べたり、血鬼術で鎖を使って人間を捕らえることができるんだ!!まっ僕も上弦だからねー?ごめんねー??」
………………血鬼術………!?!?
ッコイツ……!!やっぱり………
ガシャン…
鎖は勝手に締まったりはしないが、手首に繋がれている為、絶妙な角度から押さえつけられていて手が自在に動かせない。
全員このままでは刀が握れない、この鬼が倒せない。
一斉に暴れてその鎖を外そうとした。
ガシャッ!!
ギギギギッ!!
手にも足にも精一杯の力を込め、断ち切ろうとする。
あり得ないほどの鎖の強度。筋肉を硬直させても無駄だ。
力を込めねじろうとしても、先に手足がちぎれ、負けそうだ。
宇髄「クッソ…ッ!俺の力でも切れねぇッッ!」
悲鳴嶼「嗚呼………ッ私もだ……ッ!」
時透「(宇髄さん達でも……ッ…?じゃあ俺なんて……ッ)」
煉獄「………くっ……!!」
胡蝶「………っ……!!」
甘露寺「ッッ!!私の力でも難しいわ……!」
_____________風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風
______________蛇の呼吸 弐ノ型 狭頭の毒牙
______________水の呼吸 参ノ型 流流舞い
その声とともに、捕われている者の重い金属が外れた。
93人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫陽 - あのんさん» 全然今更じゃないです!!泣いた!?!?むしろなんかすみません!!!!本当にありがとうございます!!私もこれからのあのんさんの作品楽しみにしています!! (2020年9月9日 22時) (レス) id: 944f36cee6 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - ついに完結……!!お疲れ様でした!最後の方は感極まって泣いてしまいました!次回作も楽しみにしています!(今更ですみません) (2020年9月9日 21時) (レス) id: 11038d5ce4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽 - 本当にありがとうございました!!また別の作品でお会いできたら嬉しいです!! (2020年8月10日 11時) (レス) id: 944f36cee6 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽 - ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!!!!今回、薄桜鬼のゲームの引用が多くなり、アニメ派の人は不快は思いをしたかもしれません。その点では申し訳なかったです。お気に入り登録は最終的に71人!!評価は39票!感謝しかないです! (2020年8月10日 11時) (レス) id: 944f36cee6 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽 - ブルーさん» がんばりました〜(//∇//)どうもありがとうございます!!嬉しいです!! (2020年6月28日 10時) (レス) id: d2691081bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫陽 | 作成日時:2020年2月20日 17時