ごちゃ混ぜ短編集

逢瀬・鬼舞辻無惨（鬼滅の刃）マリイさんリクエスト ページ7

『無惨。あっち見に行ってもいい？』
「ああ。お前のためなら何でも買おう」
『わーい』

こうして、恋人と昼に逢瀬ができるのも


無惨が太陽を克服してくれたおかげだ。


私も鬼だけど、無惨が太陽を克服してくれたから。


ずっと昼に、外に一緒に出たかった。


『ふふ。楽しいな』
「………随分嬉しそうにするのだな」
『もちろんだよ、夢だったんだから』

そういうと、無惨は一瞬柔らかく微笑む。


………うーん………やっぱカッコいい………


私は隣で歩いてて、浮いてないかな………？


鬼だから多少の躊躇はなくなったけど………


「隣で歩いてて浮いてないかな………？そんなわけないだろうA」

『！！』


ヤバ、思考が読めるんだったこの鬼。


い、いや余計なこと考えてない方がいいか。


「ああ。その通りだ」

『う………それも読まれてる………』


心が読めるのは今知ったことじゃないけど、これ以上読まれたくないので声に出す。



「私が愛してるのはお前だけだA。不安になるのはやめろ。」

『あ………うん／／／』





………………………





『楽しかったねーまた来ようね。』
「ああ勿論だ」

買い物しかしてないけど、とても楽しかった。

いつも無惨は、私に合わせてくれるから

私だけこんな思いしてるのかと思ったが

そうではなかった。


「A。」

『？』

そういうと、無惨は無言で何かを渡してきた。

小さな紙袋に入ったなにか。

………こんなの買ったっけ。

『………えっと私に？開けていい？』

「ああ」


ｶｻ…


『えっと簪？綺麗だね』

桜をあしらった簪。

な、なんか高そう………

「金など気にするな」

『あ、はい……ありがとう………／／』

「………思った通り、よく似合ってるな。」


そう言いながら、髪につけてくれる。

あれ、そういえば女性に男性が簪を贈る理由…ってあったような………







「(………人間の考えた言葉も、悪くはないな)」









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リクエスト遅くなってすみません！！
あんま溺愛って感じじゃなかったですね！！
そしてキャラ崩壊や
思ってた感じじゃなかったら本当にすみません！！

男性が女性に簪を贈る理由は指輪と同じ意味らしいです。

何百年も何千年も【刀剣乱舞】【短編集】

の歌仙さんの話と似せました………
違っていたらすみません！！

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