SUGAR (ページ3)

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-episode2- ページ3

…
Aside

A「ねぇ、実彩子。ちょっといい？」

私はお昼に実彩子に話しかけた。

宇「んー？なになにー？？」

A「いやぁ。たまには外にお昼行かないかなーって」

宇「え、いいじゃん！！行こ行こ！」

そして、私と実彩子は近くのカフェへ。

宇「で、どうしたの？」

A「え、なにが？」

宇「Aが呼び出すってよっぽどのことがないとないでしょ？」

実彩子はやっぱり勘がいい。
こんだけ一緒にいるとやっぱり分かるもんなんだな…

A「そう。ちょっと色々ね。」

宇「えー？なになに？もしかして恋の悩み？」

うわ、もう当ててくるじゃん。

私は図星でなにも言えなかった。

宇「やっぱり。で、相手はにっしーでしょ？」

A「え、なんで！？！？」

私はびっくりしすぎて大きな声を出して叫んでしまった

宇「ちょ、声でかいよ！！」

A「あ、ごめん。いや、でもなんで。」

宇「もうばればれよ。ずーっと目で追っかけてるもん」

A「え、嘘。バレないようにしてきたつもりなのに。」

宇「最近は特にわかりやすいよ。ほかのメンバーにもバレてるかもね(笑)」

A「え、どうしよ…」

宇「大丈夫！私がなんとかしてあげる！」

A「なんとかって…？」

宇「まあまあ、楽しみにしてて！私が全力でサポートするからさ！」

A「ねぇ、ちょっと怖いんだけど(笑)」

宇「なんでよ！そのために私に話したんでしょ？」

A「まぁそうだけど…」

宇「よし、じゃあAもちゃんとアピールしていきなさいよ？」

A「はい…」

なんか実彩子が色々手伝ってくれるっていう話になったけど…
ほんとにいいのかな？
ファンの子たちに失礼だよね…

でも、私はそれより自分の理性のほうが勝ってしまっていた。

とりあえず、実彩子がサポートしてくれるから
自分もアピールしてみよかな。
そう思った。
にっしーにどう思われるか分からないし
もしかしたら嫌われるかもしれない。
けど、頑張ろう。
そう思い、私は事務所へと戻った。