二人きり ページ13
遊具で遊ぶのは歳的に恥じらいなので
って奏に、真面目な顔で言われちゃって、今拗ねてるよ。
本人、分かってるのかな。凄く拗ねてるよ
貴「…」
泉「何ですか、そんな拗ねてる顔をして。その顔も可愛いですが、どうしましたか。」
貴「ブランコに乗ろうよ」
泉「駄目です」
貴「奏は乗らなくて良いから、お願いっ」
泉「駄目です」
貴「うぅ……」
こうなったら…
ぎゅっ…
貴「い、今だけでも、我が儘言わせて……？後でちゃんと奏の言うこと守るから…///」
我ながら恥ずかしいぞ、これ……
抱きついて説得するって何気に恥ずかしいと学びました
泉「……なら、俺の言うことは、何でも聞いてくれるんですね？」
貴「うん…！」
やったぞ！！
泉「なら、良いでしょう。」
貴「やったー！！」
間違った？っと言って良いか分からないけど、
今回は確実に間違えた
貴「奏！押して！」
泉「はい」
何回かやって、後ろに振れた時に
貴「わっ！！そ、奏？！///」
奏が後ろから抱きしめてきた
泉「…これだから、遊具は駄目なんです。」
貴「な、何が…？///」
泉「遊具で遊ぶAが可愛いのですよ。俺より遊具がそんなに良いんですか」
まさか、遊具ごときに嫉妬
貴「ふふっ、動かない、こっちが動かないといけないより、動いて私の為に色々してくれる奏の方が、私は好きだよ？//」
言い終えてから振り向いたら
泉「…」
ﾁｭｯ
貴「ぅ…///」
泉「遊具より褒めて貰えたのでね」
や、やらせだわ……
泉「ほら、その真っ赤な顔をどうにかしてください。道が歩けません」
ど、どこの(非)風紀委員のせいだと思ってるの！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆの | 作成日時：2015年6月5日 21時
