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奏に昨日の翔君の話をしたあと…
泉「少し、買い物をしますか？」
貴「良いよ？何か欲しいのあるの？」
泉「っ……ふふっ。まぁ、そんなとこですよ、ふふっ。」
貴「ん？何か笑うとこあった？」
泉「いえ、可愛らしいなと、ふふっ。」
あ、絶対に馬鹿にしてる！！
貴「もぅ、酷いっ」
泉「あ、そんな拗ねた顔をしないでくださいよ」
私の頬を優しく、奏はつつく。
泉「ここのアクセサリーショップに入りましょうか。」
ー店内ー
貴「このネックレス可愛い…」
泉「…A」
貴「あっ、何？」
泉「Aは、何色が好きですか？」
貴「奏の色が好きだよ？」
びっくりしたのかな？ちょっとぴくってなったw
泉「…俺の、色…？」
貴「あっ、奏の色だから、さ…青が……///」
泉「……ふふっ、なら、色同じで良いですね。」
そう言う奏の手元を見ると、同じ綺麗な青色のチャームがついてるブレスレットを持っていた。
貴「欲しかったのって、お揃いのブレスレット…？」
泉「えぇ、これも意味がありますからね。」
貴「色んな意味って？」
泉「ふふ、後で教えますから、会計してきますよ。A、そのネックレスも買いましょうか？」
貴「いやいや！これは自分で払うよ…？」
ちょっと犬みたいにしょぼんとへこむ奏の表情が可愛いw
ー会計後ー
泉「はい」
貴「ありがとう！！あ、そう言えば意味って？」
泉「男性が、恋人の女性にあげるプレゼントの意味ですよ。」
貴「何それ？？」
泉「指輪の他に…ネックレスなら、首輪。ブレスレットなら、手錠を現しているですよ」
ん？じゃあ、今の私の状態は……
貴「じゃあ、今、私は奏に手錠をされてると同じってこと？」
泉「まぁ、そうですね。」
あ、だから、結局自分で買っちゃったこのネックレスも買おうとしてくれたのかな…？
貴「何気に調べたんだね」
泉「当たり前ですよ。可愛い彼女と一緒に居れる時間なんですから、大切にしたいんですよ」
可愛い彼女って……ぉおおおいっ/////
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作者名：ゆの | 作成日時：2015年6月5日 21時
