【文スト】光から闇へ

悲しい話がとおあまりひとつ ページ15

『…っえ？』




私は目の前の出来事に頭が追いつかなかった。




私が出した異能力は確かに強い筈。




否、強い。




けど、目の前の出来事とは合わない。矛盾している。




金髪の少年「よいしょー！」




少年が殴ってマネキンが消えた。




蝶の髪飾りの人「あぶないねえ。」



蝶の人は哪吒を振り回してマネキンをけす。




金髪の人「俺の理想が…」




金髪の人はなんか呟きながらマネキンを倒していく。




中島「うわぁあ！？」




中島敦は焦りながらも着々と倒していく。




探偵の服の人「…」




え、えっと…なんか飴舐めてる。




？…可笑しい…包帯の人がいない…？




『？』




何処？




『っ！？』




包帯の人「動かない方がいいよ」




『…』




…いつの間に私の後ろに？




『…貴方は私をどうするの？殺す？』




包帯の人「…いや、私には殺せない」




そうだよね、貴方には私は殺せないよ。




過剰防衛になってしまうもの。




＿＿…殺して欲しいのにな

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