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平野side
廉が俺の身体をふわっと包み込んで、背中をトン、トンと叩いてくれる
そのおかげか、眠気はすぐにやってきて
眠りに入る前、うっすらと
永｢おやすみ、紫耀。｣
優しい、廉の声が聞こえた
・
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・
・
永瀬side
あの後、俺も一緒に寝てまったみたいで
起きた時には部屋が暗かった
紫耀の事ははっきり見えへんけど、腕の中から伝わってくる、小刻みにカタカタと震える振動
永｢しょお？大丈夫？｣
平｢はｯ……はぁ…｣
小声で問い掛けても、聞こえてくるのは熱く、短い呼吸だけ
不安になって、枕元に置いてあった電気をパチッと点ける
そして、やっと見えるようになった視界
紫耀は身体を小刻みに震わせて、ぎゅっと小さく丸まっていた
その頬に伝っている、一筋の涙
1回、起こした方がええかも…
永｢紫耀〜、1回起きれるー？しょー…｣
背中をぽんぽんっと叩くと、少しだけ身動いだ
永｢しょお？｣
もう一度声を掛けて、やっと薄くひらかれた目
永｢起こしてごめんね？身体震えとるけど、大丈夫？毛布足そっか？｣
髪をサラッと撫でて問い掛けるも、なかなかキョロキョロと視点が定まらない瞳
永｢しょーお。廉のこと、分かる？こっちやで。｣
片頬に手を当てて優しくこっちへ向かせると、やっとパチッと目が合った
平｢ふ…ｯ…しん…ど、ぃ…よぉ……っ｣
永｢ん、廉おるから大丈夫やからね。大丈夫。｣
髪をわしゃわしゃっと撫でて、おでこに手を当てると
最後に触った時よりも高い熱が伝わってきた
永｢お熱測ろっか、ね。｣
今の状態やと支えても座るのは辛そうやから、片手で紫耀を抱き寄せて
片手で何とか腕を伸ばして体温計を取る
永｢…よし、少しこのまま待とうね。｣
平｢ﾋｯｸ……はぁ……は、ぁ…っ…ｸﾞｽ…｣
息もずっと苦しそうやな…これは相当あるやろ…
永｢大丈夫、大丈夫。……(ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ)あ、終わったね。｣
あやすようにトン…トン、と背中を叩いていると、熱が測り終えたみたい
うーん……39.3℃、かぁ…
永｢しょおー、寒ない？｣
平｢んっ泣…｣ｺｸ
それならもう上がりきったか、、
本当は代わってやりたいけど、俺には冷えピタを貼ったり、抱き締めてあげたりするくらいしかできひん…
永｢しょお、お熱もう上がらんからね。次起きたら、きっと楽になっとるよ。｣
平｢んん……｣
明日には、熱が下がってますように…
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しぃ(プロフ) - ほのさん» 私もノるのめちゃくちゃ楽しいのでww そうなんですよぉ〜( ﾟ ∀ ﾟ ) どうしても面白くしたいw (2018年10月22日 15時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
ほの - しぃさんいつもノッてくれるので、コメントするのが楽しいですww やっぱ岸君はそうなりますよねw (2018年10月22日 15時) (レス) id: 05882ea92e (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 音夢(｡-_-｡)さん» こんにちは〜(*´-`) リクエスト、了解致しました！！ (2018年10月22日 14時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(｡-_-｡)(プロフ) - こんにちは、リクエストです！ひらいわで紫耀くんが玄樹くんに甘えるでお願いします。 (2018年10月22日 14時) (レス) id: 6221f0d4bc (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ちひろさん» wwwwww遡ってきますねそれww( ﾟ ∀ ﾟ ) いやぁ…もう勉強お疲れ様です！！！これからも徐々にリク消化していきます(*´-`) 頑張りま〜〜す！！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年10月12日 21時
