8 ページ18
岩橋side
岸｢ちょ、廉…！｣バタバタ
出ていってしまった廉を、後から追いかけるように岸くんと海人も続くように出ていった
この部屋には俺と神宮寺と、紫耀
少しぎゃいぎゃいしていた部屋が、一気に静まり返った
岩｢……紫耀…｣
ちらっと紫耀の方を見ると、涙の膜が張った目だけが出ていて、｢何が起こったの？｣と言わんばかりに俺達を見る
正直、俺らもよく分からない……苦笑
平｢ｸﾞｽ……ぇ、い？｣
ん？
岩｢ごめんね、もう一回言える？｣
平｢ぉれ…の…ｹﾎｯ…せ、い…？｣
うーーん……違うって言ったら、嘘になるかなぁ…
でも余計に溜め込んだりして欲しくないし…
岩｢…ううん。大丈夫、紫耀は悪くないよ。｣
神｢…取り敢えず、廉と仲直りできれば大丈夫だよ。｣
平｢ｹﾞﾎｯ……ぅ…ん、｣
2人でフォローして、何とか落ち着いた
けど、何かを考え込むような顔をしたまま、動かない
少しして、ゆっくりと起き上がろうしたから、背中に手を入れて支えた
岩｢しんどいでしょ？寝てな？｣
平｢んん…｣フルフルｯ
岩｢…どうしたの？｣
どこかを指差したから、その方向を見てみると
薬しか無かった
神｢薬がどうかした？｣
平｢ｹﾞﾎｯ…っ、の……む、｣
えっ！？
飲むって……薬を？…薬、だよね
いや、その意志は嬉しいんだけど、衝撃的過ぎて…
神｢のっ、飲む、の？｣
平｢…ん、｣
神｢そ、そっか。わかった。｣
多分、神宮寺も動揺してるだろうけど、袋から薬を1粒出して紫耀の手のひらに乗せた
薬、飲むとはいったけど…なかなか飲まな…
平｢…っ、｣
え！？凄いっ！！もう口に入れた……あっ、水渡さないと…
岩｢支えてるから、水と一緒にごっくんしちゃいな？｣
コップを支える紫耀の両手の上から更に手を重ねて、口に入るように傾けてあげた
平｢んん…ｯ…｣
やっぱ、流石にすぐには無理だよね…
岩｢あともう少しだよ、頑張れ。｣
ガチャ永｢しょっ……え！？｣
廉…戻ってきたんだ
神｢ちょっと待って！｣ｺｿ
永｢…コク｣
紫耀は薬を飲むのに集中し過ぎて、廉たちが来たことに気付いてない
その様子を、5人で見守る
な、何か……
ただ薬を飲むだけなのに、感動のドラマみたいになっちゃってるよ、今……笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もふ - とってもよかったです！リクエストなんですけど嵐のメンバーと紫耀くんが出てる病系ストーリー書いて欲しいです！主に松潤と紫耀くんとがいいです！嘔吐やトイレでの出来事など！床に吐いちゃったって言うのもいいと思います。よろしくお願いします！応援してます！ (2019年8月20日 12時) (
レス) id: d767ecd2d3 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 華さん» いえ！！私も数回間違えたことありますよww そっか！今は時期的に中間テストですよねぇ、、私には最悪な思い出ばっかりだw あらっ！私の作品を見て癒されているなんて…もう本当になぜでしょう← でもめっっちゃくちゃ嬉しいです･:*+.(( °ω° ))/.:+ (2018年10月11日 18時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
華 - また、間違えてしまいました！ごめんなさい!！ (2018年10月11日 18時) (レス) id: 5721fb7ef4 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 私今中間試験中なのですが、これ見ると何故でしょう癒されます！もう本当になんか←語彙力がない人ww (2018年10月11日 18時) (レス) id: 5721fb7ef4 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 私今中間期間なのですが、これ見ると何故でしょう癒されます！もう本当になんか←語彙力がない人ww (2018年10月11日 18時) (レス) id: 5721fb7ef4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しぃ
| 作成日時：2018年10月2日 23時
