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平野side
＿ﾊﾞｺﾝｯｯ ｺﾞｯ ﾄﾞｽｯｯ
ス1「ははッ！毎日毎日、お前のこと痛めつけられて気持ちーよ！」
ス2「お前ほんとムカつくよなぁ！ボロボロになるまで俺らが可愛がってやる、よッ！」
田「うはははッ、良いぞおまえらぁ〜もっとやれ！！」
平「ｯぅう、....ぅあッ、ぃ...ｯｯ」
殴る、蹴る、叩く＿＿あらゆる暴行を受ける毎日。
事務所に着き、3人の内誰かに呼び出されたらそれが合図。人気の少ない通路沿いにある埃がたかった空き部屋で、30分近く3人に......。
これは皆を守るため、皆の安全のため.....そう言い聞かせこの日常を送り続けてきた。
でも、段々.....不安になってきた。
暴力を振るわれて、傷付いて、心身弱って＿それのどこが守ってるって言うんだろう。ただ脅しに負けた、弱いやつなんじゃないかって。
本当は身代わりなんて、受け入れちゃいけなかったのかな。そんな脅しも跳ね飛ばして、3人を止めれば良かったのかな。
俺がッ.....、俺が弱いから。
弱いからこんな事になってる、自分がもっと強ければ身代わりになるなんて方法じゃない別の何かで守れていたかな.....？
"身代わりとして暴行を受ける"
その方法で守ることを選んだ自分が、情けなくて憎い。何で俺ってこんなに弱いの。どうして脅しに負けたの。どうして......どうして......＿＿
自分で自分を、追い込んだ。
とにかく責めて、責めまくった。
そして＿＿＿あれに、手を出してしまった。
切ったそこから流れでる、綺麗な赤。
その痛みが、弱い自分を責めてるようで....でも、同時に生きてることを分からせてくれる。実感させてくれたんだ。
暴行を受けてる辛い現実も、その赤と共に、その時だけは流れ消えて忘れさせてくれる.....。
気持ちいい。
もっと、いっぱい切りたい。
それから、毎晩切るようになった。
持ち出したら変だから、カッター買って。見えないとこに隠して。夜になれば取り出して、手首を切って。
毎日、毎日、毎日.....傷が増え、濃くなってゆく。
でもだからといって、止められる訳がなかった。
だって切るの、気持ちいいから。
赤を見れば、幾ら死んだ心地になっていても生きてること実感させてくれるから。
平「ｯ....、はぁ」
そして、今日も傷を作った。
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しぃ(プロフ) - りいさん» 無事完結しました！どうだったかな...少しでもご希望通りのお話になっていたら何よりです(´∀｀;) (2019年5月6日 16時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - しぃさん» 全然大丈夫だよー！書いてくれるだけ嬉しいので(*´∀｀*) (2019年5月5日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - りいさん» そうだね！令和元年も宜しくお願い致します( ´ ▽ ` )ﾉ うわあぁあだだ大丈夫だよっ汗汗。私のアイディア性が欠けてるだけだから...；；お気遣いありがとうございます泣。でもギリギリまでは色々考えてみて、どうしても駄目だったら少し変更して書かさせて頂きます... (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ピアノさん» 長野行くんだね！先生に怒られないように楽しんできてください笑。 (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - 引きこもりなしで喧嘩だけでも全然いいよ！ (2019年5月4日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年4月13日 13時
