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永瀬side
持っていた薬をテーブルに置き、ベッド横のごみ箱に手を掛ける。
するとすぐさま「ぁ、」と紫耀が小さく声を漏らした。
高「廉？何やってるの？」
平「ゃっ、...！」
やんわりと手を伸ばして俺の動きを制止しようとするけど、その手が俺に触れる前に＿＿
＿ｶｻ..
不自然に丸めてあるティッシュ
それを広げると、中から3つ....開封すらされていない薬が出てきた。
は.....？
同じように不自然に丸めてある複数のティッシュを全て広げると、同様の未開封の薬3つが出てきた。
高「ぇｯ.....うそ....」
海人もそれを見て、呆然としておる。
当然や。こんなん....衝撃過ぎや。
数は熱を出した日から今までのとピッタリ。やから紫耀は今まで一度も、一粒も薬を飲んでおらんかった事になる。
俺らはずっと、こんなにこんなに心配して世話焼いておったのに......
紫耀は、薬を全部、すっぽかして......
ふつふつと、怒りが沸き上がってくる。
平「ぁｯ....、れぇん....ッごめ..永『紫耀！！』
ビクリッ
紫耀の肩が大きく跳ねて、竦められた。
こんなん、「ごめん」の一言で済む問題やない。
紫耀にとって薬はどれだけ大事か、熱出した時はどれだけ欠かせへんものなんか。飲まへんと紫耀はすぐに悪化する、もしくは長引いてしんどい思いする。
全部全部、本人が.....紫耀が分かっとるやろ？
やのにどうして、こんな事を.....ッ
永「、なぁ....紫耀何やっとるん？この期に及んで、何でこないな事したん？薬飲まへんとどうなるか分かっとるやろ？」
平「ｯ.....」
永「丸々2日、昼も夜も飲んでへんかったん？....駄目やろそれ、ほんまに。今しんどいんは、全部自分のせいやで？自業自得」
怒りと悲しみ
2つの感情が爆発して、冷たく淡々と話してしまうのを止められない。
紫耀の身体が震えて、涙が流れているのは分かっておったのに。
平「ｸﾞｽｯ.....ぉめ..高『紫耀....本当にこれは、やっちゃ駄目でしょ』
高「紫耀さ、体調悪い時は薬飲まないと絶対悪化するんだよね？それ自分で言ってたのに、どうして飲まなくて良いやって思っちゃったの？」
海人の言葉も聞いて、紫耀は下を向いてしまった。
平「､ﾋｸｯ....ぅう、〜ｯ....ﾋｸ..」
聞こえてくるのは、嗚咽を漏らして泣く声のみ。
その状態が長く続くもんやから、流石に心配んになって、、
同時に、言い過ぎてもうたかな...と反省もして
声を掛けようとした時＿＿＿
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しぃ(プロフ) - りいさん» 無事完結しました！どうだったかな...少しでもご希望通りのお話になっていたら何よりです(´∀｀;) (2019年5月6日 16時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - しぃさん» 全然大丈夫だよー！書いてくれるだけ嬉しいので(*´∀｀*) (2019年5月5日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - りいさん» そうだね！令和元年も宜しくお願い致します( ´ ▽ ` )ﾉ うわあぁあだだ大丈夫だよっ汗汗。私のアイディア性が欠けてるだけだから...；；お気遣いありがとうございます泣。でもギリギリまでは色々考えてみて、どうしても駄目だったら少し変更して書かさせて頂きます... (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ピアノさん» 長野行くんだね！先生に怒られないように楽しんできてください笑。 (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - 引きこもりなしで喧嘩だけでも全然いいよ！ (2019年5月4日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年4月13日 13時
