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平野side
田口さんは俺の目の前にしゃがみ込むと、ダンッッ！と勢いよく壁に手をついた。
俺のすぐ、顔の横に。
田「.....なにお前。正義のヒーローとでも思ってんの？」
平「ｯ、そん...な....つもり、じゃッ..森『あぁ！？口答えすんのか！？』ひｯ....」
今にも殴られそうな勢いで怒鳴られて、口から震えた情けない声が漏れた。
目にはじんわりと涙が浮かんできて、身体は硬直する。
だって......怖いのは、目の前の田口さんだけじゃない。その両脇には、後の2人が立ちはだかっているから。
田「....そんな偉い口叩いてちゃさ、痛い目遭わせるよ？お前のメンバーに」
平「ッ、めん....ば....？」
どういう、事......？
痛い目って、一体どんな......
田「もっと肉体的に苦しんで貰っちゃおっかな〜。今度空き部屋に呼んで.....この棒で叩くとか」
平「え＿＿？」
田「最初は誰が良いかな〜...あ、また高橋にすっか。あいつならひょこひょ着い＿平『やめろッッ！！』....あ？」
平「ッこれ、以上.....メンバーには、手ぇ、出すな....！！」
も、これ以上....メンバーの苦しむ顔なんて、見たくないっ＿....。
好き勝手だって、絶対させたくないっ＿....。
そんな、強い気持ちが芽生えた。
田「.....じゃあお前が身代わりになるか？」
平「......、ぇ？」
田「え？だってメンバーに手ぇ出しちゃいけないんでしょ？」
え......なに、言って.....
＿＿もし仮に、ここで "嫌だ" と言ったら？
その場合は、俺じゃなくて予定通り.....メンバー、たちに....？
田「5秒以内に答えなかったら、明日高橋に暴力を振るう。ご〜〜、よ〜〜ん、さ〜..平『待って、下さい...！』
.....メンバー達の苦しむ顔を見るなら、自分が苦しんだ方が何倍もマシだ。
"メンバーの事は、俺が守らなくちゃいけない＿＿"
平「ｯ...僕が、身代わりになったら.....ッもう二度とメンバーたちに手出さないって、約束してくれますか...？」
田「.....あぁ、勿論だ。でもその分、お前にはメンバー5人分の苦しみを全部味わって貰うことになるけどなぁ＿？」
平「ッメンバーが、苦しまないなら.....良いです」
目の奥が笑っていない目を見るのは怖いけど、田口さんを見つめ、ハッキリとそう言い切った。
すると、また最初のように上がる口角。
田「＿＿＿やれ」
.
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しぃ(プロフ) - りいさん» 無事完結しました！どうだったかな...少しでもご希望通りのお話になっていたら何よりです(´∀｀;) (2019年5月6日 16時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - しぃさん» 全然大丈夫だよー！書いてくれるだけ嬉しいので(*´∀｀*) (2019年5月5日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - りいさん» そうだね！令和元年も宜しくお願い致します( ´ ▽ ` )ﾉ うわあぁあだだ大丈夫だよっ汗汗。私のアイディア性が欠けてるだけだから...；；お気遣いありがとうございます泣。でもギリギリまでは色々考えてみて、どうしても駄目だったら少し変更して書かさせて頂きます... (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ピアノさん» 長野行くんだね！先生に怒られないように楽しんできてください笑。 (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - 引きこもりなしで喧嘩だけでも全然いいよ！ (2019年5月4日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年4月13日 13時
