頑張り過ぎな紫耀くん−第22章−

後日談。 ページ15

.

|紫耀のかわいい所って?|



それは、じんのある一言で始まった──


神「.....紫耀、寝顔赤ちゃんみたい」


退行が終わって昨日の今日

ぶり返すんは怖いから念の為休ませて、今は部屋で寝かしている。俺らも休み取って紫耀の側に居るんやけど....突然そんな事を言い出した。


岩「神宮寺、まえ雑誌で言ってたよね」


神「そう、これはティアラにも伝えるべき事だと思って」


ドヤッて言うけど、まぁ確かにその情報はええやろうな。眠たい時or寝てる時の紫耀は赤ん坊みたいで可愛いって。


岸「そういや...紫耀、手ぇちっちぇよな〜。ほらこんなに違う」


岩「岸くんが大きいのもあるけど、本当に小さいよね...指短くて、ちょこんとしてる」


岸「俺、昔っからこれは思ってたんだよ。紫耀って手めっちゃ小さくて可愛いな〜ってさ」


ん？

な、な、何や？なんか紫耀の可愛い話に花咲き始めとるような、、


岩「あと口癖も可愛いよね。"だもん" って」


高「あ、言う言う！めっちゃ、だもんって聞くよ。ちっちゃい子みたいで可愛いよねぇ」


岩「でもそれ、本人はまず口癖な事すら気付いてないから。"だもん" が無自覚な所がまず可愛いポイントだよね〜」


あ、やっぱり花咲いとる。花咲いとる。

待てよこれ、このまま続行したら俺も言わなあかん感じになるんとちゃう....？


神「いやいや、俺はやっぱり赤ちゃんみたいな寝顔を推薦するね。見てよ、このチューしたくn永『は？』....よしよししたくなっちゃう寝顔ね！」


何言い出すかと思ったら、こいつ.....

最近、じん危ないからな。ほんまに紫耀にやりかねないぞ、キs(ﾋﾟｰ


神「しかも寝ながらふふって笑うし。余程寝るのが幸せなんだろうね」


岸「めっっちゃ分かる....幼いし、こう、むにゃむにゃしてるんだよな〜。守りたくなる寝顔」


高「でも実は甘えん坊ってとこも可愛くない？夜中に急に電話掛けてきたりするの。同じ家に居るのに」


神「あー、それも分かる。普段は甘え下手なだけで実は...っていう」


どれもこれもベースやなぁ〜、、


まだ "あれ" 言ってへんやん。


永「ばあちゃんの前では自分のこと紫耀呼び」


「「えッ」」


永「紫耀ね、って。めちゃくちゃ甘え口調で言って、それこそ可愛ええとこちゃう？」


サラッと俺がそう言うと、4人は暫く停止してからその場に項垂れた。



あ、最後に爆弾発言落としてもうたわ。





【優勝：祖母の前、たまに俺らの前で名前呼び】


end

作者time→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す